技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、各種分離膜の特性・メカニズム・性能と膜分離プロセスの応用例を詳解いたします。
(2025年10月15日 10:15〜11:35)
膜ガス分離法は原理的に消費エネルギーが少なく、低炭素社会の構築に貢献する分離技術の一つである。現在普及しているガス分離膜はほとんどが高分子膜であるが、なぜ、非多孔質膜である高分子膜でガス分子が分離できるのか、という疑問の声は多い。
本講座では、化学産業の技術者が理解を深めることを目的に、大学等の講義で扱われることがほとんどない膜ガス分離と、一見不思議な高分子膜によるガス分子の透過メカニズムについて、解説する。
(2025年10月15日 12:20〜13:40)
地球レベルでの環境負荷が問題となる現在では、持続可能な社会を構築するためにどのような貢献ができるかが重要です。膜分離工学は、化学や医薬などすべての工業プロセスで重要な役割を果たし、水処理やCO2分離のような環境問題の解決においてもキーテクノロジーとなるため、国連が定めた、Sustainable Development Goals (SDGs、持続可能な開発目標) への貢献が大きい技術です。当研究室では、シリカ、チタニアなどの無機材料、および有機・無機ハイブリッド材料に着目し、製膜・評価技術の確立、透過・分離特性の検討を通じてあらゆる膜分離プロセスについて基礎から実用レベルの研究を行っています。
本講演では、膜分離のなかでガス分離を中心に、無機材料であるシリカ系多孔膜の製膜法、細孔径評価技術、透過装置の概要を中心に解説します。また、シリカ系多孔膜のサブナノレベルでの細孔構造制御法、アモルファス構造の安定化 (耐熱性、水熱安定性) 、水素、二酸化炭素分離特性について当研究室の研究成果を中心に紹介します。
(2025年10月15日 13:50〜15:10)
ゼオライトは、結晶性の多孔質材料であり、結晶構造に基づいた数オングストロームレベルの細孔をもつ。そのため、ゼオライト結晶を、多孔質セラミック上に緻密に配置することで、分子ふるい性能をもつ膜が得られる。
本講座では、ゼオライト膜合成の基礎、ガス透過方法の基礎に関して講演を行う。代表的なゼオライトであるMFIやCHAによる、水素分離や二酸化炭素分離の実例を紹介する。ゼオライト膜の応用として、後処理による分子ふるい性の制御と膜反応器を用いた水素製造や二酸化炭素変換経路の合理化についても、簡単に紹介を行う。
(2025年10月15日 15:20〜16:40)
次世代の多孔性材料として注目されている金属有機構造体 (Metal-Organic Framework:MOF) について、合成・評価方法の基礎から、ガス分離の応用までを解説します。また、MOFの形態制御の一つとして薄膜化技術を取り上げ、膜分離法への応用に関する国内外の開発状況を概観します。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/11/19 | 木質バイオマスの利活用とリグニン変換技術 | オンライン | |
2025/11/20 | 木質バイオマスの利活用とリグニン変換技術 | オンライン | |
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2025/11/27 | 多孔性材料の比表面積/ 細孔分布評価法 (ガス吸着法と水銀圧入法を中心に) | オンライン | |
2025/11/27 | 多孔質材料、有機構造体 (2セミナーセット) | オンライン | |
2025/11/27 | 金属有機構造体 (MOF) の合成・設計の基礎と分離技術への利用・様々な応用展開 | オンライン | |
2025/11/28 | 固液分離操作の必須ノウハウ | オンライン | |
2025/11/28 | 燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法 | オンライン | |
2025/11/28 | 共有結合性有機構造体 (COF) の基礎・特性・展望と性能の測定・評価、計算科学 | オンライン | |
2025/12/1 | 燃料電池・水電解の電極触媒およびセルの構造観察・分析法 | オンライン | |
2025/12/4 | MOFの合成、特性評価、液相吸着と応用 | オンライン |
発行年月 | |
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2025/7/14 | 水処理膜〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版) |
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2025/1/21 | 膜分離を用いたカーボンニュートラル・化学プロセスの実用化技術 |
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