技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向

車載電子製品・部品における熱設計・実装、放熱・耐熱技術と将来動向

~小型軽量化に伴う熱への対策 / カーエレクトロニクス、車載電子製品と実装技術への要求 / 小型実装技術、熱設計の基礎 / 電子製品の放熱・耐熱技術、インバータにおける実装・放熱技術~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、小型化技術とそれに伴う熱設計の難しさについて概説いたします。
そのうえで、車載信頼性と小型化と熱設計のバランスをとって設計する重要性を、事例を交えて紹介いたします。

開催日

  • 2023年3月23日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 熱設計の基礎
  • 車載製品として全体のバランスを考えた熱設計・実装
  • 放熱・耐熱技術の将来動向

プログラム

 車両の電動化と自動運転技術開発にの進展に伴い、車両の電子制御化とパワーエレクトロニクスの応用展開が進んでいます。多くの電子機器の搭載に伴う車両重量の増加に対して、環境対応のために各電子機器には小型軽量化を求められています。
 本セミナーでは、小型化技術とそれに伴う熱設計の難しさについて概説します。そのうえで、車載信頼性と小型化かと熱設計のバランスをとって設計する重要性を、インバータを事例の中心に紹介いたします。

  1. カーエレクトロニクスの概要
    1. クルマ社会を取り巻く課題
    2. 環境と安全 (自動運転技術)
    3. ミリ波レーダーとLiDARの技術
    4. 表示デバイス
  2. 車載電子製品と実装技術への要求
    1. 車載電子製品へのニーズ
    2. 信頼性の重要性と背景
    3. 実装技術と熱設計の関係
    4. 車両燃費向上のために電子部品に求められる要求の背景
  3. 小型実装技術
    1. センサ製品の小型化技術と熱の影響
    2. 樹脂基板製品の小型化技術
    3. セラミック基板製品のパッケージング
    4. 実装技術からJissoへ
  4. 熱設計の基礎
    1. 製品小型化と熱設計の関係
    2. 熱設計の重要性
    3. 熱伝達の原則 (確認)
    4. 熱抵抗の概念と熱回路網
    5. 半導体ジャンクション温度の概念
    6. 接触熱抵抗の考え方
    7. 熱の拡がりと放熱形状の関係
  5. 電子製品における放熱・耐熱技術
    1. 樹脂基板 (製品) の熱マネジメント
    2. 電子部品の放熱設計の考え方
    3. 実製品における温度計測の注意点
    4. 熱と信頼性
    5. 実車両上の電子製品の放熱設計事例
    6. 放熱材料の使いこなしの注意点
    7. 放熱材料の開発の考え方
    8. 機電一体製品の熱設計事例
    9. 機電一体製品の熱設計の考え方
  6. インバータにおける実装・放熱技術
    1. 両面放熱構造の必要性
    2. パワーモジュールの放熱構造動向と実例
    3. 各社インバータの放熱・実装構造
    4. 接触熱抵抗低減の構造上の工夫
    5. 接触熱抵抗低減の実装上の工夫
    6. 樹脂封止技術と信頼性
    7. 樹脂封止構造のメリットと懸念点
  7. 将来動向
    1. 電子プラットフォーム設計
    2. SiCデバイスへの期待と課題
    3. e-Axleの動向とインバータへの要求
    4. 放熱構造とジェネレーティブデザイン
    5. これからの車載電子製品の開発の進め方
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/10 エンジン排気CO2回収技術の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/3/11 Sm-Fe系磁石の特性向上、焼結技術とモーターへの応用 オンライン
2025/3/12 基板放熱による熱設計のポイントと対策 オンライン
2025/3/13 熱伝導性フィラーの充填・表面処理技術とポリマー系コンポジットの開発、微視構造設計・特性評価技術 オンライン
2025/3/13 最新の実装技術に対応した放熱設計の進化 オンライン
2025/3/18 インバータの基礎と制御技術 オンライン
2025/3/19 半導体・回路素子・電子部品における劣化寿命の故障モード・因子とその故障の寿命点 東京都 会場・オンライン
2025/3/19 EV・HEV車載機器における冷却技術の基礎と対策事例 オンライン
2025/3/19 温度測定の基礎知識 オンライン
2025/3/19 最新の実装技術に対応した放熱設計の進化 オンライン
2025/3/24 セラミックスの成形プロセス技術 オンライン
2025/3/24 データセンターにおける冷却技術の最新動向 オンライン
2025/3/27 パワーエレクトロニクス初心者のためのスイッチング電源制御系設計 オンライン
2025/3/27 欧州ELV規則案の解説と自動車、家電分野のプラスチックリサイクル技術動向 オンライン
2025/3/31 SAF (持続可能な航空燃料) の製造技術と国内外の最新動向 オンライン
2025/4/2 温度測定の基礎知識 オンライン
2025/4/3 半導体、回路基板、電子機器における各種部材トラブルのメカニズム、対策、解析 オンライン
2025/4/4 自動車、EVにおける熱マネジメント技術の動向と要素技術の解説、今後の展望 オンライン
2025/4/11 自動車用プラスチックにおけるリサイクル・アップサイクルの動きと対応 オンライン
2025/4/15 自動運転・運転支援に向けた各種センサーを用いた周辺環境認識技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/10/20 2018年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2017/9/22 2017年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2017/8/10 車載テクノロジー関連製品・材料の市場動向
2017/5/31 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/12/16 2017年版 次世代エコカー市場・技術の実態と将来展望
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/10/21 2017年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2016/9/30 電磁波吸収・シールド材料の設計、評価技術と最新ノイズ対策
2016/7/22 2016年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2015/11/20 2016年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2015/10/23 2016年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2015/9/18 2015年版 次世代自動車市場・技術の実態と将来展望
2015/2/27 2015年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2014/10/24 2015年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望