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エンジン排気CO2回収技術の国内外における研究開発動向

エンジン排気CO2回収技術の国内外における研究開発動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、自動車や船舶等の輸送機械への搭載を想定したCO2分離・回収装置の国内外での研究開発状況、課題および今後の展望について解説いたします。

開催日

  • 2025年3月10日(月) 13時00分 15時30分

受講対象者

  • 輸送機器の脱炭素化に関心のある方
    • エンジン
    • 自動車
    • 船舶

修得知識

  • エンジン排気CO2回収技術の研究開発動向
  • エンジン排気CO2回収技術の特許出願および論文公開状況

プログラム

 2050年のカーボンニュートラル社会の実現には運輸部門の脱炭素化が急務となっています。自動車や船舶等の内燃機関 (エンジン) からCO2排出を大幅削減する技術の一つとして、排気中のCO2を分離・回収する手法が考えられます。この手法は、水素やアンモニア以外の燃料でもCO2の大気放出を防ぐことができることや、回収したCO2を合成燃料や化学品等の原料として再利用できる利点があります。
 そこで本講座では、自動車や船舶等の輸送機械への搭載を想定したCO2分離・回収装置の国内外での研究開発状況、課題および今後の展望について紹介します。

  1. エンジン排気からのCO2分離・回収の必要性
    1. 運輸部門からのCO2排出量
    2. 運輸部門におけるCO2排出量削減の課題
    3. エンジン排気からのCO2分離・回収のメリット・デメリット
  2. 国内外における研究開発の状況
    1. 日本
    2. 欧州・中東
    3. 米国
  3. 特許出願および論文公開の状況
    1. 出願特許 (国内)
    2. 公開論文 (国内・国外)
  4. 物理吸着法によるエンジン排気からのCO2分離・回収研究事例の紹介
    1. CO2吸着・脱離の基本特性
    2. 吸着材種、排気の除湿・浄化および再生条件がCO2吸着・脱離特性に及ぼす影響
  5. 課題と今後の展望
    1. 車両、エンジン、CO2回収装置および吸着材関連技術
    2. CO2収集設備関連技術
  6. 全体まとめ

講師

  • 野内 忠則
    静岡理工科大学 理工学部 機械工学科
    准教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 34,000円(税別) / 37,400円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,000円(税別) / 37,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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