技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コア技術を新規事業へつなげる技術開発ロードマップの作成・運用法とポイント

コア技術を新規事業へつなげる技術開発ロードマップの作成・運用法とポイント

~ビジネス視点でロードマップを作成・運用できるようになる~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、ロードマップの目的・役割といった基礎から、コア技術の評価・選定、マーケティング分析、コア技術を新規事業につなげるためのロードマップの作成方法とポイント、開発推進におけるロードマップ運用方法と注意点まで、実用的な内容も踏まえて解説いたします。

開催日

  • 2023年2月16日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 研究開発部門のリーダー、担当者
  • 新規事業企画部門、事業戦略部門のリーダー、担当者
  • 商品開発、設計部門のリーダー、担当者

修得知識

  • 技術開発ロードマップの基本構成
  • 事業戦略と一貫した技術戦略の立案法
  • 技術者に必要なマーケティング分析手法

プログラム

 企業がVUCA時代を生き抜くためには、新商品・サービスの差別化に不可欠な「コア技術」の選定、およびその開発ロードマップが待望されています。
 本セミナーでは、まず、そもそも技術開発ロードマップとは何か、その目的と効果を分かりやすく解説します。その後、技術開発ロードマップの作成手順と作成ポイントについて、戦略・ロードマップ立案に初めて取り組む方にも分かりやすく丁寧に解説します。
 また、技術開発ロードマップは作成するだけで終わりではありません。競合他社や新規参入、代替技術の脅威に打ち勝つために事業や商品、市場探索と紐づけて運用していくことが必要です。
 本講座は、技術方針のみでなく、ビジネス視点でロードマップを作成・運用できるようになることをゴールとしています。

  1. 技術開発ロードマップの目的と効果
    1. 外部環境の変化
    2. イノベーター理論と研究開発
    3. 技術開発ロードマップの目的と効果
    4. 未来予測の手法
    5. ロードマップの種類
    6. 事業、商品、市場の一貫性を担保するロードマップとは
  2. シーズ分析 (コア技術評価) と潜在ニーズ発掘 (マーケティング分析)
    1. 機能 – 技術定義
    2. コア技術の評価法
    3. 技術以外の経営資源
    4. PEST分析
    5. アマゾフのマトリックス
    6. 3C分析/ファイブフォース
    7. 市場インタビュー
    8. ワーク:PEST分析、ファイブフォース分析
  3. 新規事業へつなげるロードマップの第一歩
    1. ステップ1アイディア発散
    2. ステップ2アイディア収束
    3. ステップ35W1Hで示す企画書
    4. ステップ4MLPで示す実現性と簡易マーケティング
    5. ビジネスモデルの概要
    6. エコシステムの概要
    7. ワーク:アイディア創出~商品企画 (一部)
  4. 事業 – 商品 – 市場 – 技術 一貫性を担保するロードマップ作成
    1. 目指すロードマップの在りたい姿
    2. 要素1 基本戦略
    3. 要素2 前提条件
    4. 要素3 マーケティング分析結果
    5. 要素4 ロードマップ:事業
    6. 要素5 ロードマップ:商品
    7. 要素6 ロードマップ:市場獲得
    8. 要素7 ロードマップ:技術
    9. 要素8 研究開発テーマへの展開
    10. ワーク:開発ロードマップ (一部)
  5. ロードマップにもとづき開発を推進するための5つの注意点
    1. 注意点1 時間の流れ
    2. 注意点2 スモールステップ
    3. 注意点3 Win-Win-Win
    4. 注意点4 優先順位
    5. 注意点5 複数シナリオ
  6. テストマーケティングと評価プロセス
    1. プロトタイプによるテストマーケティング
    2. テストマーケティングの目的
    3. テストマーケティング活動例
    4. QCDによるマイルストーン設定
    5. プロセス評価の導入
    6. 評価項目の重み付け
    7. ワーク:市場探索方針
    • 質疑応答

講師

  • 川崎 響子
    株式会社ファースト・イノベーテック
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 研究開発テーマの費用対効果算出と経営層への伝え方、成果を得るためのポイント オンライン
2024/11/25 研究者・技術者のための情報収集&市場調査の方法とテクニック オンライン
2024/11/25 再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略 オンライン
2024/11/26 研究開発 (R&D) テーマ創出・評価 2日間講座 オンライン
2024/11/26 研究企画が知っておかなければならないR&Dテーマ評価の基礎知識 オンライン
2024/11/27 化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定 オンライン
2024/11/27 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスとプロセスアプローチの考え方 オンライン
2024/11/27 IPランドスケープ入門 オンライン
2024/11/27 医薬品の製品開発/薬事戦略策定と新規事業計画書作成のポイント オンライン
2024/11/27 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/29 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成・強化手法 オンライン
2024/12/3 企業価値向上のための事業ポートフォリオとROICツリーの活用のポイント オンライン
2024/12/4 技術者・研究者のための競合市場分析入門: マーケティング戦略の基礎 オンライン
2024/12/6 共創の知財戦略による新規事業の創出と実施体制の構築 オンライン
2024/12/6 AI/機械学習と従来型実験データの実用的な組み合わせ方法 オンライン
2024/12/6 シナリオプランニングを活用したロードマップ策定・実行の具体的手法 オンライン
2024/12/9 生成AI・ChatGPTを活用した時間短縮・業務効率化術 オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/11 化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定 オンライン
2024/12/11 研究開発・製品開発投資の収益性評価と費用配賦の考え方・進め方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会