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トヨタ式「ポカヨケ」によるポカミスゼロへのアプローチ

トヨタ式「ポカヨケ」によるポカミスゼロへのアプローチ

~簡易ポカヨケからポカヨケ機器の機能維持、仕組みの体系化まで~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年9月6日(火) 10時30分16時30分

修得知識

  • トヨタ生産方式の基本理念
  • 職場に於ける安全、品質などの再発防止の進め方
  • ポカヨケの位置付け (問題の特効薬では無く、きめ細かい工程管理のアシスト機能)

プログラム

 生産の場では、日々様々なトラブルが発生し、その対策に苦慮しているのが実情です。「問題発生⇒処置⇒再発」の繰り返し、所謂「もぐらたたき」になっています。多くの場合深く原因追及をせず「ヒューマンエラー」として片付けられている実態も少なくありません。それらの克服には『工程で問題が有れば、作業員自身に「止めて、呼んで、待つ」の権利を与えて問題の顕在化を図ると同時にそれらに対して「なぜなぜ分析」等で真因を掴み再発防止をする。その時に人の注意力に頼る項目に対し「ポカヨケ」を組み込むことが効果的です。具現化にあたり、担当作業員の経験と知恵も取り込み、指差し呼称、レ点チェック等の「ソフト的ポカヨケ」に加え、簡易な機構や回路が組み込まれた「ハード的ポカヨケ」、更には源流に遡り未然防止をする「設計的ポカヨケ」等、工程の完成度に応じた工夫が必要です。
 この一連の進め方を、「ヒューマンエラー」「なぜなぜ分析」「簡易で低コストで構築できるポカヨケ」の事例を含め、トヨタ生産方式 (TPS) の中核を担ってきた講師が解説します。

  1. イントロダクション
    1. トヨタのモノづくり
    2. トヨタに於ける原価意識
    3. 動きを働きに変える
    4. 自働化
  2. ヒューマンエラー
    1. ヒューマンエラーとは
    2. 原理と分類
    3. 人間工学からの約束
  3. 真因の追求と対策
    1. 不良を認識する
    2. なぜなぜ分析
    3. なぜなぜ分析の演習
  4. ポカヨケ
    1. ポカヨケは自働化の一環
    2. 自工程完結
    3. 自働化の基本的な考え方
    4. ポカヨケの真の目的
  5. ポカヨケの過信は禁物
    1. 装置は故障する
    2. 装置の保守保全
    3. 標準順守の重要性
    4. 最後の砦は人
  6. 工場に於ける実施例
    1. ポカヨケ構想
    2. 具体的な展開例
    3. 動画で事例紹介
  7. 質疑応答

主催

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

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  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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本セミナーは終了いたしました。

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