技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プロセスバリデーション&リスクマネジメントにフォーカスした改正QMS対応

プロセスバリデーション&リスクマネジメントにフォーカスした改正QMS対応

~医療機器における新QMS規格のポイントと従前との差分~
オンライン 開催

概要

QMS規制への対応においてプロセスバリデーションは不可避ですが、それと同レベルの重要度をもつリスクマネジメントとリスクに基づくアプローチを解説いたします。

開催日

  • 2022年3月18日(金) 12時30分16時30分

修得知識

  • 改正QMS省令の重要な要求事項
  • リスクに基づくアプローチの考え方
  • QMS省令におけるリスクマネジメント
  • プロセスバリデーションの実施方法

プログラム

 QMSは、リスクマネジメントやGVPと不可分の関係にあり、製品・サービス提供の際にこれらに係る法規制等を遵守することが求められます。また、QMSの構成要素はさまざまなプロセスであり、各プロセスが正しいこと (バリデーション) 、かつPDCAが機能することが必要です。
 このセミナーでは、改正QMS省令の要求事項に沿ってポイントを説明するとともに、プロセスバリデーション作業について解説します。

  1. 改正QMS省令案と2016年版 ISO13485について
    1. 改正内容のあらまし
      1. 省令改正の趣旨、
      2. 重要なキーワード
      3. 主な新規及び追加の要求事項
        • 第2節:QMSにおけるソフトウェア使用、QMS文書・記録の管理など
        • 第3節:マネジメントレビュー、同レビューへのインプット/アウトプットなど
        • 第4節:力量の評価・教育訓練など
        • 第5節:設計開発のバリデーション、設計移管、設計開発の変更、購買工程、製造工程等のバリデーションなど
        • 第6節:苦情処理、是正・予防措置など
  2. ISO 13485が推奨するQMS関連の標準規格
    1. 改正QMSに伴う重要な通達文書
      1. 体制省令の一部改正
      2. 適合性調査
      3. リスクマネジメント、リスクに基づくアプローチ
      4. リスクマネジメントの基本
      5. リスクに基づくアプローチを求める要求事項
        • 第5条の2 (品質管理監督システムの確立)
        • 第5条の5 (外部委託)
        • 第28条 (品質業務従事者の能力)
        • 第31条 (設計開発への工程入力情報)
        • 第37条 (購買工程)
        • 第39条 (購買物品等の検証)
        • 第47条 (購買工程)
        • 第55条 (製品受領者の意見)
      6. さらにバリデーションも求める要求事項
        • 第5条の6 (ソフトウェアの使用)
        • 第26条 (製品実現計画)
        • 第36条 (設計開発の変更の管理)
        • 第45条 (製造工程等のバリデーション)
        • 第53条 (設備及び器具の管理)
  3. プロセスバリデーション
    1. 概論
      1. 指針 (GHTFガイダンスSG3/N99 – 10)
      2. GHTFによるバリデーションの統計手法、サンプルサイズ等
    2. 実務
      1. 設計開発プロセスのバリデーション
      2. 製造工程等のバリデーション
      3. 設備及び器具の管理
      4. バリデーション計画と実施要領ならびに文書化
      5. プロセスバリデーション実施の要否
      6. インプットとアウトプット
      7. レビューと検証、再バリデーション
      8. 設計及び開発の移管
      9. 変更管理
  4. QMS新規作成書類について
    1. 規定 (36種類)
    2. 手順 (32種類)
    3. 記録 (47種類)
    4. 規定・手順・記録の主要書類の注意・留意事項

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/18 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/8/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMSの効果的かつ効率的運用 オンライン
2025/8/18 医療機器GVPの基礎と実務対応及び注意点 オンライン
2025/8/19 医療機器GVPの基礎と実務対応及び注意点 オンライン
2025/8/20 生成AIを使用した戦略的なFDA査察 & PMDA査察対応セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/20 体外診断用医薬品の臨床性能試験の進め方と薬事申請対応のポイント 東京都 会場
2025/8/21 生成AIを使用した戦略的なイベント管理 (逸脱・苦情・CAPA・変更) 実施方法セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/21 包装プロセスに関するバリデーション オンライン
2025/8/22 GCP監査実施におけるQMSの考え方と構築 オンライン
2025/8/22 医療機器の市場ニーズ調査・マーケティング手法のポイント オンライン
2025/8/22 医療機器プログラム (診断支援用から治療用アプリまで) の法規制と実務のポイント オンライン
2025/8/25 GCP監査実施におけるQMSの考え方と構築 オンライン
2025/8/26 IEC62304 医療機器ソフトウェアの規制徹底解説と演習で理解する要求仕様書・アーキテクチャ設計書作成方法 (2日間) オンライン
2025/8/26 IEC62304 医療機器ソフトウェア要求仕様書の作成とリスクマネジメント オンライン
2025/8/26 タンパク質の吸着特性とその評価 オンライン
2025/8/27 添加剤・資材メーカー・製造委託先を含む監査のポイント / 監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2025/8/27 サイバーセキュリティにおける脅威モデリングを含む医療機器ソフトウェアの要求事項・アーキテクチャ設計書作成 オンライン
2025/8/27 エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法 オンライン
2025/8/28 ISO 13485:2016の要求事項をふまえた医療機器プロセスバリデーションの進め方とその統計的手法・サンプルサイズ オンライン