技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバルGMPをふまえた最新バリデーションの理解

グローバルGMPをふまえた最新バリデーションの理解

~ISO、ICH、PIC/SとCSVの対応~
オンライン 開催

このセミナーは2021年4月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、お申し込み日より14日間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2021年11月29日まで受け付けいたします。
(収録日:2021年4月23日 ※映像時間:約4時間20分)

開催日

  • 2021年11月29日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 品質リスクマネジメント (ICH Q9ガイドライン) の概要
  • 医薬品品質システム (ICH Q10ガイドライン) の概要
  • 最新バリデーションの要請概要
  • CSVの概要
  • 医療機器のバリデーションの概要

プログラム

 ISO、ICH、PIC/Sでの議論を経て、最新GMPは製品ライフサイクル全域に渡る品質リスクマネジメント、知識管理、継続的改善を提唱する。呼応してバリデーション概念も進化した。またセンサー技術の進歩とともに、従来技法に代えてリアルタイムの工程検証技法も採用されている。さらに、省力化等の目的で導入されるコンピュータ化システムの信頼性確保のためにCSVも要請されるようになった。こうしたバリデーションに関わる最新情報について、初心者にも分かりやすく解説する。

  1. バリデーションで要求さていること
    1. バリデーション概念の始り
    2. 旧バリデーションの目的
    3. 旧バリテーションの実施対象
    4. 進化したプロセスバリデーション (PV) 概念
    5. 旧GMPの問題点
    6. 最新GMPは品質システムの構築を要請
    7. VUCAの世界に対応するには
    8. PDCAサイクルからOODAループ思考へ
    9. 品質リスクマネジメント手法はOODAループ
    10. 品質システムの「品質」は品質文化 (企業体質) をいう
    11. 最新バリデーションの目的
    12. 最新バリデーションは継続的検証を要請
    13. 旧バリデーションは対象となる重要工程を例示していたが…
    14. 例示された重要工程だけで良い?
    15. PIC/S GMPの変更管理はChange management+Change control
    16. 変更時のバリデーションはChange Managementの一環
    17. バリデーションの種類も多岐になった
    18. GDP+GMP=GMDPの視点が必要
    19. 医薬品の封に関する国内の規制
    20. 包装のバリデーションとは
  2. リスクマネジメント手法
    1. 各種手法
    2. リスクのランク付けはシンプルでよい
    3. 高リスクを低リスクに下げる (受容リスク) のがリスクマネジメント
  3. 適格性評価はユーザー要求仕様書 (URS) の作成から
    1. 施設構築プロジェクトの業務
    2. URSには企業の品質保証方針が必要
    3. 企業自ら「汚染管理戦略」を持つ
    4. 多くの現場トラブルは設備由来
    5. URSで伝えるべきこと
    6. URSの目次例
  4. デザイン適格性評価 (DQ)
    1. DQの判定基準
    2. DQのために必要な資料
  5. 据付時/運転時適格性評価 (IO/OQ)
    1. 工業化検討と混同しない
    2. FAT/SATとIO/OQは別物
    3. 製造設備のIQ/OQ項目例
    4. 建屋のIQ/OQ
    5. 空調システムのOQ
    6. OQの基本原則
    7. 校正とは
  6. 稼働性能適格性評価 (PQ)
    1. PQの基本原則
    2. チャレンジテストとは
  7. プロセスバリデーション (PV)
    1. 回顧的バリデーションの扱い
    2. PVの前提
    3. コンカレントバリデーション (同時的バリデーション)
    4. より進んだ手法 (QbD手法)
    5. 工程分析技術 (PAT : Process Analytical Technology)
  8. コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の概要
    1. ユーザーはコンピュータの何をバリデート?
    2. ユーザーの業務と供給者の業務
    3. 開発責任者がURSを作成
    4. 検証責任者はバリデーション計画書/報告書を作成
    5. 運用責任者SOP作成、教育訓練、保守、自己点検を実施
    6. GAMP5、厚労省ガイドラインのカテゴリ分類例
  9. 医療機器のバリデーション
    1. 設計開発からの工程出力情報
    2. 設計開発照査
    3. 設計開発バリデーション
    4. 製造工程等のバリデーション
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、すぐに視聴可能なため、本セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 3営業日後までに、メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は申込日より14日間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/9 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/4/16 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/23 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/25 医薬品製造業者における原材料・供給者管理と外部委託の際の留意点 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2025/4/28 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2025/4/28 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (実践編) オンライン
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/5/29 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)