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FMEAの基本と実務に役立つ活用・実施・推進方法

初心者でも分かる

FMEAの基本と実務に役立つ活用・実施・推進方法

~総合信頼性 (ディペンダビリティ) に関する基礎知識 / 再発防止や未然防止の進め方とFMEAの活用 / 成果につながるFMEAとは~
愛知県 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年4月21日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 信頼性工学・品質管理に関する業務に携わる方、これから携わる方
  • 信頼性の設計、管理、審査、評価などに関する業務に携わる方

修得知識

  • 総合信頼性 (ディペンダビリティ) に関する基礎知識
  • 再発防止や未然防止の進め方とFMEAの活用
  • FMEAの基本と効率的な実施・推進方法

プログラム

 製品の構成要素から製品全体の改善につなげるFMEAは設計審査や設計に欠かせない手法である。その範囲はDRBFMのような短期開発の手法から、広く未然防止の手法として安全や医療分野への適用が進んでいる。また、最近では安全確保の指針 (厚生労働省) 指針にも活用がガイドされている。一方で、多くの企業でFMEAの形骸化が問題となっている。手法としては理解していても、成果を上げるにはFMEAの狙いと原理の理解と、適切な準備に基づいた実施が必要である。
 この講座では初心者から推進者を対象に、理解してほしいFMEAの基本と解析の進め方について実習を交えて説明し、そのポイントを紹介する。また近年見直しが進むFMEAの国際規格 (IEC60812) について、その背景と動向についても紹介する。

  1. 品質の保証とFMEAの役割
    1. 品質の変化と品質保証の難しさ
    2. 「時間依存の品質」と「時点の品質」
    3. 信頼性の基礎知識
    4. ディペンダビリティとは (事例からの教訓)
    5. 設計審査の基本とFMEAが形骸化する理由
    6. 未然防止と再発防止
  2. FMEAの基本と体系的な理解
    1. FMEAをやらない理由/やりたくない理由
    2. FMEAの原理と出来る事/出来ない事
    3. 故障と故障モード
    4. FMEAを成功させるための準備とリソース
    5. FMEAの種類と応用
  3. FMEAの解析手順
    1. FMEAの基本ステップ
    2. 対象の定義と可視化 (信頼性ブロックと機能ブロック)
    3. 故障モードの抽出とその影響解析
    4. FMEAシートと解析の進め方
    5. FMEAの弱点/限界と注意点
    6. 結果の見方
  4. 実務に役立つFMEA
    1. 信頼性設計とFMEA
    2. 設計FMEAの進め方
    3. FMEAのフォームと応用
    4. メンバーの役割
    5. FMEAを用いた改善
    6. いろいろなFMEAとFTAとの関係
  5. FMEA国際規格とその動向
    1. IEC60812/JISC5750-4-3
    2. 改訂の背景と動向
    3. 安全確保の指針 (厚生労働省) でのガイド
    • 質疑応答

講師

会場

名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール

4F 第4会議室

愛知県 名古屋市 千種区吹上二丁目6番3号
名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールの地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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