技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、品質のスケールアップ技術について解説し、均一なコンパウンド・ 混練・分散で行き詰っている現状を打破する方法について詳解いたします。
講演者は30年あまり、品質のスケールアップが一義的にできる分散技術を研究してきた。スケールアップには「挙動のスケールアップ」と「品質のスケールアップ」がある。前者の解析は割合容易であるが、後者は難物である。100有余年のせん断混練操作の歴史で、なかなか正解が得られていない。今の業界では、二軸押出機に代表されるせん断力応用機種がほほ100%用いられているが、せん断分散は分散過程に不均一性を内在しているためである。せん断応力、せん断歪に代表される、品質に関わる種々の物理量をもってしても、分散品質と1:1に対応しない。混練操作を通して、これらの物理量が平均値としてしか解析できないためで、各部分でレベルの違う分散過程があり、これが全体に混ざり合う分散作用では、不均一挙動になるのが当然と思われる。このような現象には緩和則を用いて、当たらずとも遠からず (すごく近い) のスケールアップ則を実現する手法が用いられ、品質予測が割合容易にできる技術を紹介する。実際の分散作用に関して、破砕分散、分配分散を含むスケールアップに関与するせん断分散作用をまず理解いただく。最近の傾向としてメルトフラクチャーを有効に分散に利用する技術も紹介する。最近話題の伸長流動分散作用に関しても理解いただく。後者は不均一性の少ない分散形態である。これらの混練形態において、スケールアップの手法を考察する。一方、スケールアップが必要でない分散操作をいくつか紹介する。これらの技術の応用として、最近の傾向であるナノ分散は、こうした不均一性の存在しない、スケールアップが容易な技術に裏打ちされなければなかなか実現できない。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/3/28 | フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法 | オンライン | |
2025/3/31 | 分散度と安定性を両立させるナノ粒子・微粒子分散の具体的方法と勘所 | オンライン | |
2025/4/7 | ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 | 東京都 | 会場 |
2025/4/9 | レオロジーの基礎と測定法 | オンライン | |
2025/4/15 | レオロジーの基礎と測定法 | オンライン | |
2025/4/23 | 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 | オンライン | |
2025/5/14 | プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 | オンライン | |
2025/5/20 | プラスチックリサイクル技術の現状・課題・最新動向 | オンライン |
発行年月 | |
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2009/11/24 | 高分子材料の劣化と寿命予測 |
2009/10/1 | 国際化時代のポリエステル樹脂総合分析 |
2009/7/31 | 数式のないレオロジー超入門講座 |
2009/6/30 | 液中ナノ粒子の分散・凝集特性とその評価 |
2009/4/20 | 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書 |
2009/4/20 | 富士フイルムホールディングスグループ分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版) |
2009/2/5 | 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書 |
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2007/7/13 | 樹脂の硬化度・硬化挙動の測定と評価方法 |
2002/3/1 | 新しい機能性モノマーの市場展望 |
1991/8/1 | 液晶パネル製造プロセス技術 |
1991/3/1 | 光学薄膜技術 |
1990/12/25 | 磁性薄膜の測定法 |
1989/4/1 | 情報記録紙における紙送り特性 |
1986/4/1 | 最新薄膜作製・加工・評価技術 |