技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

非臨床試験における信頼性確保/保証の為の生データ・実験ノートの取扱いとQC・QA実施のチェックポイント

非臨床試験における信頼性確保/保証の為の生データ・実験ノートの取扱いとQC・QA実施のチェックポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、リスクの回避方法や書面調査への対応、GLPや試験計画書からの逸脱への対応を実例に沿って説明いたします。

開催日

  • 2013年11月28日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 生データと実験ノート
  • 試験計画書・試験報告書の作成
  • 試験記録と監査
  • 適合性書面調査対応など

プログラム

 非臨床試験のための被験物質は医薬品 (医療機器) 、工業化学物質、労働化学物質、農薬、動物薬等と多義にわたるが、信頼性確保や保証の手順として本質的に差はないと考えられることから医薬品の試験を主体とする。非臨床試験は、計画、実施、測定機器の値を含めた成績、さらに申請書の作成から規制当局への提出まで、多くの担当者の手にゆだねられる。
 そのため試験法に加えて取扱い等のソフト面と測定機器等のハード面の両面から解説する。信頼性確保や保証の方法としてはGLPとして確立されているが、実際に生データと実験ノートの取扱いを通して、直接試験と関わりのない方にも、試験系による留意点等を説明する。単純な誤字・脱字から誤解を招かない表現まで事例による解説に加えて、部署間の書式の統一による誤りの回避並びに文章のカット・アンド・ペーストによる効率化についても説明します。

  1. はじめに
    1. 非臨床試験と信頼性の確保
    2. 非臨床試験のガイドライン (ICH、OECD等)
    3. GLP (信頼性の基準と信頼性基準) とは
  2. 非臨床試験における試験計画書及び試験報告書作成
    1. GLP試験とNon-GLP試験への対応とポイント
    2. GLP試験計画書作成のポイント
    3. GLP試験報告書作成のポイント
    4. 治験薬概要書並びに新薬申請書CTDへのまとめとポイント
    5. 信頼性確保のポイント
    6. 誤りやすい点並びにミスを減らす工夫
    7. 試験の委託や複数場所試験におけるポイント
  3. 非臨床試験の記録とQC/QA
    1. in vitroとin vivo試験のポイント
    2. 試験計画表、ワークシートの作成
    3. 試験の実施と生データの記録
    4. 生データにおける電子データの取扱い
    5. 施設・機器のメインテナンス
    6. 「予期せぬ事態」への対応
    7. QCとQAの役割
    8. QCの実施とその留意点
    9. QAの実施とその留意点
    10. 修正方法とエラー低減のための工夫
  4. 適合性書面調査への対応法
    1. 適合性調査とは
    2. 書面調査前の準備 (例)
    3. 書面調査当日の対応/調査後の対応
    4. 試験関係の資料の保存
  5. 適合性書面調査の傾向
    1. 傾向/注意すべきポイント
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/25 医薬品、原薬製造プロセスにおけるGMP製造に対応したフロー合成/連続生産とスケールアップ実用化 オンライン
2025/3/25 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/3/25 DHF管理方法セミナー オンライン
2025/3/26 希少疾患における事業性評価の考え方と注意すべきパラメーター オンライン
2025/3/26 医療機器における米国FDA (510(k)) 申請のポイントと追加要求事例/QMSR概説 オンライン
2025/3/26 開発初期段階の事業性評価・売上予測/ケーススタディ オンライン
2025/3/26 ISO 13485:2016の要求事項に有効な統計的手法とそのサンプルサイズの計算法 オンライン
2025/3/26 医薬品が患者に及ぼすリスクを軽減するための是正措置・予防措置 (CAPA) オンライン
2025/3/26 医薬品研究開発における事業性価値評価の活用/評価担当の人材育成 オンライン
2025/3/26 医療機器リスクマネジメントセミナー オンライン
2025/3/27 設備のバリデーション 会場・オンライン
2025/3/27 医療機器/体外診断用医薬品の保険適用 (C1,C2,E2,E3) と申請業務の実際 東京都 会場
2025/3/27 QMSRポイント解説 オンライン
2025/3/27 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の製造・品質管理の要求事項と監査 (書面・実地) ポイント・事例 オンライン
2025/3/27 体外診断用医薬品の製造販売承認 / 認証申請およびQMS適合性調査に係る法規制と対策 会場・オンライン
2025/3/27 市場分析により導き出す医薬品開発におけるアンメットメディカルニーズ開発戦略と評価法 オンライン
2025/3/27 迅速導入加算の適用を狙った国内未承認薬の市場性、事業性評価 オンライン
2025/3/27 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2025/3/27 医薬品品質リスクマネジメントセミナー オンライン
2025/3/28 基礎から学ぶ原薬の製造プロセス変更時の留意点と同等性評価のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2020/12/24 バイオ医薬品 (抗体医薬品) CTD-CMC記載の要点
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -