技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

核酸医薬開発における国内外の動向と今後の開発戦略

核酸医薬開発における国内外の動向と今後の開発戦略

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

開催日

  • 2013年6月27日(木) 12時45分 16時30分

修得知識

  • 「核酸医薬品」の定義と種類
  • 現在の医薬品開発の課題と核酸医薬登場の背景
  • 各種核酸医薬の可能性
  • 核酸医薬品の開発動向、特許動向

プログラム

第1講 核酸医薬の課題と今後の開発動向の予測

(2013年月日 12:45~14:45)

ビジネスコンサルタント 清末 芳生 氏

  1. 核酸医薬の背景
    1. 医療分野の動向と薬物療法
    2. 医薬品市場の動向
    3. 医薬品開発の課題
  2. 核酸医薬
    1. バイオロジクス
    2. 分子標的薬
    3. RNA技術、RNA解析
    4. 機能性RNA
      • アンチセンスRNA
      • RNAi
      • ncRNA
      • siRNA
      • miRNA
      • RNAアプタマー
    5. RNAサイレンシング
    6. 選択的スプライシング
    7. エクソンスキッピング誘導治療
    8. アプタマー創薬
  3. 核酸医薬に関連する動向
    1. 遺伝子治療
    2. エピジェネティクス、エピゲノム
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

第2講 核酸医薬開発における製品化に向けた課題解決

(2013年月日 15:00~16:30)

大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学 寄附講座教授 医学博士 森下 竜一 氏

 核酸医薬は、欧米でアンチセンスとアプタマー医薬の2商品が上市されていたが、暫くその開発は停滞していた。
 しかし、2013年には、家族性高脂血症に対する治療薬としてアポリポプロティンBに対するアンチセンス医薬が、FDAより承認され、いよいよ次世代医薬品として期待され始めた。国内でもバイオベンチャーを中心に開発が進んでいるが、アンジェスMGの開発したNFkBデコイを塗布したバルーンカテーテの臨床治験が進んでいる。
 本講演では、核酸医薬の実用化に向けた課題とその解決策を紹介したい。

  1. 核酸医薬の種類と原理
  2. 核酸医薬の構造
  3. 核酸医薬の臨床薬理
  4. 核酸医薬の開発の例 (デコイを例として)
  5. アトピー性皮膚炎
  6. シャント後再狭窄
  7. 核酸医薬のDDS
  8. 核酸医薬の今後
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/10 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/12/10 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/11 医薬品ライセンス基礎講座 2日間講座 オンライン
2024/12/11 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/12/11 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/11 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2024/12/11 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/11 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン
2024/12/12 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/12/12 GLP省令の基礎知識とGLP試験における現場調査 (試験操作調査と施設調査) 手法 オンライン
2024/12/12 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/12 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/12/12 医薬品開発における非臨床安全性評価とCTDの記載・信頼性確保 オンライン
2024/12/12 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/12/13 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場