技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

治験薬GMP入門

治験薬GMP入門

~製剤開発、信頼性基準、治験開始手続き、バリデーション、適合性調査~
オンライン 開催

視聴期間は2024年11月20日〜29日を予定しております。
お申し込みは2024年11月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬品開発において、製剤開発担当者が理解しておくべきこととして、6つのポイントに焦点をあて、各課題への対応について、演者の経験を中心に紹介いたします。
また、近年バイオ医薬品の開発が話題となっていますが、そこには従来と異なる対応も必要となっており、そのポイントについても一部紹介いたします。

開催日

  • 2024年11月27日(水) 10時30分 2024年11月29日(金) 16時30分

修得知識

  • Quality by Design (QbD) に基づく医薬品開発と治験薬の関係
  • 日米欧での治験開始までのプロセス
    • 治験届
    • IND
    • CTA
  • 治験薬における一貫性と同等性/ValidationとVerification
  • 治験薬の有効期間・使用期限の設定
  • 治験薬の委託製造と管理上のポイント
  • 適合性調査への対応
  • バイオ医薬品とカルタヘナ法

プログラム

 新薬の開発において、治験薬製造は避けて通ることのできないプロセスである。そして、製造承認申請後も適合性調査の中で治験薬に関係する調査が行われる。そのため、治験薬の設計・品質管理の失敗は、イコール開発の失敗につながる製剤担当者にとっては極めて重要な取り組みとなっている。
 しかし、開発段階を対象とした規制当局のガイドラインや通知は限られており、特に臨床試験の各段階で治験薬の製造・品質管理に係る検討内容や取得すべきデータは異なり、バリデーションや有効期間の設定、治験薬都有の包装設定、一貫性/同等性を含むいろいろな課題がある。
 本セミナーでは、医薬品開発において、製剤開発担当者が理解しておくべきこととして、6つのポイントに焦点をあて、各課題にどう対応すべきか、演者の経験を中心に紹介する。また、近年バイオ医薬品の開発が話題となっているが、そこには従来と異なる対応も必要となっており、そのポイントについても一部紹介する。

  1. はじめに – 医薬品開発における治験薬の位付け –
    1. 臨床試験の特徴と成功確率 – 何が失敗の原因となるか –
    2. 治験薬の特徴と過去の話題 – Phase 1用製剤はGMP適用外? –
    3. 臨床試験で使用される治験薬
      • マイクロドーズ試験
      • 臨床薬理試験
      • 探索的臨床試験
      • 検証的臨床試験&Pivotal試験
    4. Placebo製剤と治験薬に求められる包装とは?
  2. 製剤開発と治験薬の係わり – 製剤開発の成果が治験薬につながる! –
    1. QbD・品質リスクマネジメントに基づいた製剤開発のポイント – 主観性の最小化 –
    2. QbDに基づく取組みの妥当性 – 数値の保証からStoryの保証へ –
    3. 信頼性の基準に基づいた開発研究とは?
  3. 治験を開始ためのプロセスと申請資料
    1. 治験を始めるために必要な手続き
      • 日本の場合の手続き
      • 米国の場合の手続き
      • 欧州の場合の手続き
    2. 日米欧における治験に必要な資料とは?
      • 治験届
      • IND
      • CTX
  4. 治験薬製造 (治験薬GMP) にどう対応すべきか
    1. 治験薬GMPのポイント – 医薬品GMPと何が異なるか –
    2. 治験薬の同等性 – 製剤的な同等性、生物学的な同等性 –
    3. バリデーションかベリフィケーションか – 判断基準とは? –
    4. 治験薬製造に係るQ&A – 治験薬製造に対する査察はあるか?他 –
  5. 治験薬の安定性をどうやって担保するか
    1. 治験薬に求められる有効期間とは? – 加速条件ではダメ? –
    2. 治験薬の有効期間・使用期限をどう設定するか?
    3. 治験薬の輸送及び使用上の安定性データ
  6. 治験薬の委託製造におけるポイント
    1. 治験薬を委託製造する場合のポイント
      • 組織
      • 文書
      • 人材
    2. 技術移転とトラブル対応 – トラブル事例を中心に –
  7. 適合性調査における治験薬関連質問事項とは?
    1. 適合性調査のポイント – 何を確認されるのか
    2. 信頼性基準に基づいた資料とは?
  8. バイオ医薬品の治験における特徴
    1. バイオ医薬品の品質 – その特徴と対応 –
    2. バイオ医薬品の品質管理と治験開始までのプロセス – カルタヘナ法とは何か –
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 宮嶋 勝春
    PURMX Therapeutics, Inc.
    シニアダイレクター

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年11月20日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/28 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2025/4/28 バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質 (HCP) の測定並びに原因と改善策を含めた品質及び安全性に及ぼす影響 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2025/5/29 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2025/5/29 製品品質照査の活用による製造工程、原料・資材及び製品規格の妥当性検証 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」