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再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応

再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応

~通常の医療用医薬品開発との相違点と留意点 / 製品規格におけるバラつきと変更の管理~
オンライン 開催

視聴期間は2024年10月1日〜9日を予定しております。
お申し込みは2024年10月7日まで承ります。

概要

本セミナーでは再生医療等製品治験薬の製造方法の定石を概観し、製造を実際に進める上で発生しやすいトラブルとその対応策について解説いたします。

開催日

  • 2024年10月7日(月) 10時30分 2024年10月9日(水) 16時30分

修得知識

  • 再生医療等製品の治験薬製造の概略
  • 通常の医療用医薬品開発との相違点と留意点
  • GCTP/GMPに準拠した製造工程
  • 治験薬製造に際して起こり得るトラブルへの対応と対策

プログラム

 再生医療等製品は従来の医薬品とは異なる、細胞を利用する新しい分野の医療製品であり、近年の目覚ましい研究開発の成果として承認品目も増え続けている。
 細胞製品の特長として比較的品質のばらつきが大きい傾向が挙げられるが、この違いを踏まえて許認可の法整備が着実に進められており、治験薬の製造においてはこの法律に則って安全性・有効性・品質を確保していくことが求められる。
 本セミナーでは再生医療等製品治験薬の製造方法の定石を概観し、製造を実際に進める上で発生しやすいトラブルとその対応策について学習する。

  1. はじめに
  2. 再生医療等製品とは
  3. 承認済み及び開発中の再生医療等製品
  4. 再生医療等製品を構成する細胞について
  5. 再生医療等製品の開発・ (治験薬) 製造にかかわる法律・ガイドライン
    1. 薬機法 (GQP/GMP/GCTP/QMS)
    2. 無菌操作・無菌医薬品の製造に関する指針
    3. 再生医療等製品の臨床試験の実施の基準に関する省令
    4. 医薬品医療機器総合機構で実施される対面助言、事前面談
  6. 再生医療等製品の製造工程と注意点
    1. 原料 (細胞) の扱い
    2. 原料細胞の受入れ・保管・バンク作成
    3. 生物原料 (生物由来原料基準)
    4. 原材料 (器具)
    5. 受入検査
    6. 原材料の保管
    7. 製造準備 (チェンジオーバー)
    8. 無菌操作・無菌製造
    9. 原料・材料の準備
    10. 細胞のハンドリング (アイソレーター)
    11. 細胞の増殖
    12. 細胞の評価
    13. 細胞の回収・洗浄
    14. 製品容器への細胞の分注
    15. ラベリング
    16. 製品の凍結
    17. 製品の保管・運搬
    18. 製品の評価
    19. 治験用プロトコル (製剤の溶解・ハンドリング) の作製
  7. 再生医療等製品治験薬製造のポイント
    1. 製品規格 (バラつきと変更の管理)
    2. 製造所の設計
    3. 組織・運営体制の構築
    4. 基準書・手順書の作製と運用
    5. 機器管理
    6. 清掃・異物対策
    7. 記録書の作成と運用
    8. 教育訓練
    9. バリデーションとベリフィケーション
    10. 逸脱事項への対応
    11. OOSOOT
    12. CAPA
    13. 変更管理
    14. 製造法の大きな変更
    15. QbD・DSの考え方
    16. 工程管理
    17. 環境管理
    18. 人的管理
    19. 品質管理
    20. 品質保証
    21. 自主点検
    22. リスクマネジメントの重要性
  8. おわりに
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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  • 視聴期間は2024年10月1日〜9日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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