技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応

化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応

~株式会社ファンケル美健 千葉工場見学付き / 化粧品の開発から製造管理の各段階での制約条件や注意事項に着目して、解決手段としての手法を提案する / パラメータ設計や許容差設計の手順とは~
千葉県 開催 オンライン 開催

開催日

  • 2024年6月14日(金) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 化粧品の加速試験を用いた製品寿命予測
  • 化粧品の設計時の安定性確保
  • 化粧品製造安定性の確保
  • 上市後の安定性を確実にするための考え方
  • 化粧品の総合品質の確保

プログラム

化粧品の品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応

(2024年6月14日 10:00〜12:00)

 化粧品は健常者が毎日使用する「日用品」である。化粧品には高い安全性と安定性が求められている。本稿では化粧品の安定性について議論する。第1に加速試験を用いた安定性評価について検討する。第2に化粧品の(1)設計安定性、(2)製造安定性、(3)上市後安定性の確保について議論する。これからも世界に誇れる「Japan品質」を創り続ける一助となれば幸いである。

  1. 第1部:「化粧品の加速試験を用いた製品寿命予測事例」
    1. はじめに
    2. 化粧品の安定性評価方法
    3. 化粧品の経時安定性評価
    4. 経時安定性と反応速度論
    5. 1次反応におけるアレニウス式の活用
    6. まとめ
  2. 第2部:「化粧品の品質安定性設計」
    1. トレンド解析 (いつまでもつか)
    2. 製造ばらつきへの対応
    3. 化粧品品質の許容差設計
    4. まとめ
  3. 第3部:「EXCELで計算してみよう」
    1. 相関と回帰の計算
    2. 95%信頼限界の計算
    3. 残存量の推定
    4. まとめ

株式会社 ファンケル美健 千葉工場 見学

(2024年6月14日 14:00〜15:30)

ファンケル化粧品の製造部門として1982年設立。現在では、滋賀工場、横浜工場、群馬工場を加え4工場体制。千葉工場では無添加技術を駆使した化粧品の主力工場として、最先端の生産設備を導入し、お客様に安全と安心を提供し、ハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムのもと高品質・高品位の商品を安定して供給できる体制を整えています
  • 医薬品製造レベルのクリーンな環境で、「安心・安全」な化粧品が作られる現場をご覧いただきます。
  • そんなハイレベルな衛生基準を誇るクリーンな生産システムを見学いただけます。
  • クリーンレベル100の充填模様は必見。
    どれほどクリーンか、模型と見比べながら実感できます。

スケジュール

  • 10:00〜12:00: セミナー
  • 12:00〜12:45: 昼食 ※昼食後バスで、工場見学に向け出発
  • 14:00〜15:30: 株式会社 ファンケル美健 千葉工場見学
  • 15:45頃: 終了・柏駅に向け出発

会場

ミーティングスペース BRAINS
千葉県 柏市 柏4丁目7-3 メゾン・ドゥ・シェーネ
ミーティングスペース BRAINSの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/23 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 オンライン
2025/4/23 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/4/24 品質とトラブル時のコストを考慮した「開発時の安全係数」と「量産時の検査基準」の決め方 オンライン
2025/4/24 中国・台湾・韓国の化粧品規制対応および各国行政申請のポイント オンライン
2025/4/24 信頼性試験に役立つワイブル解析の基礎と実践 オンライン
2025/4/25 アジア化粧品規制 & ASEAN化粧品規制セミナー (2日間) オンライン
2025/4/25 Excel業務の改善術入門 オンライン
2025/4/25 ヒューマンエラー (ポカミス) の未然防止・撲滅の考え方と効果的なポカヨケの進め方 オンライン
2025/4/25 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/4/25 品質管理の基礎 (2) オンライン
2025/4/30 ASEAN主要各国の化粧品申請および輸出のための実践ノウハウ オンライン
2025/4/30 未知の異常も検知する人工知能MTシステム (MT法) 基礎と応用入門 オンライン
2025/5/7 アジア化粧品規制 & ASEAN化粧品規制セミナー (2コースセット) オンライン
2025/5/7 中国・台湾・韓国の化粧品規制対応および各国行政申請のポイント オンライン
2025/5/8 図解と演習で学ぶ実験計画法入門 オンライン
2025/5/12 Excel業務の改善術入門 オンライン
2025/5/12 信頼性物理に基づく故障解析技術 オンライン
2025/5/13 実務に役立つQFD (Quality Function Deployment:品質機能展開) の基礎と活用に向けた具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2025/5/13 実験・測定に必要な統計の基礎とデータ解析のポイント オンライン
2025/5/13 異常検知への生成AI活用と判断の標準化、高精度化 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/6/30 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測
2022/2/28 撹拌装置の設計とスケールアップ
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/2/1 患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方
2013/1/31 ヒューマンエラー対策 事例集
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック