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CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術

熱トラブルを未然に防ぐ

CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術

オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2024年6月14日〜20日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、車載用電子機器の熱による不具合の発生メカニズム、伝熱・放熱技術に関する基礎、熱設計の進め方、具体的な対策の立て方、最近の車載機器の熱対策動向、放熱材料・放熱デバイスの最新動向について、詳しく解説いたします。

開催日

  • 2024年6月7日(金) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 車載用の機器や部品の開発設計に関わる開発設計者
  • 放熱デバイスや放熱材料の開発に関わる方
  • これから熱設計に取り組まれる方
  • 熱設計を勘と経験でこなしているが、論理的なアプローチをしたい方

修得知識

  • 車載用電子機器の熱による不具合の発生メカニズム
  • 伝熱・放熱技術に関する基礎知識
  • 熱設計の進め方と対策の立て方
  • 最近の車載機器の熱対策動向
  • 放熱材料や放熱デバイスの最新動向

プログラム

 「CASE」をキーワードに車の電子化が急激に進んでいます。エンジンはインバータ/モータに置き換わり、エネルギー源であるLiBはシビアな温度管理 (加熱冷却) が必要になります。高度な自動運転のため、高発熱AIチップを搭載し、高速の5G通信で常時接続されます。これらの機能を支える要素デバイスはいずれも大きな発熱を伴い電子デバイスの冷却が信頼性や安全性の要になります。こうした熱問題に対処するには熱のふるまいを知った上で適切な冷却構造を取ることが重要です。
 ここではまず、初心者向けに伝熱の基礎から解説します。次に車載機器の放熱ルートや対策のトレンドについて説明し、最後にECU、インバータ、モータ、バッテリーなどここの冷却技術の最新動向について解説します。

  1. CASE実現に不可欠な熱問題への対応
    1. CASEがもたらす熱問題
    2. 車載機器の使用環境と発熱部位
    3. EVは熱設計からサーマルマネジメントへ
    4. 熱によって起こる車載機器のさまざまな不具合
  2. 車載機器熱設計に必要な伝熱の基礎知識
    1. 伝熱のメカニズム
    2. 熱伝導と接触熱抵抗低減策
    3. 対流のメカニズムと計算 熱伝達率促進策
    4. 熱放射のメカニズムと活用 放射率増大策
    5. 熱抵抗による熱設計の進め方 目標熱抵抗
  3. 車載用インバータの構造と放熱ルート
    1. インバータ放熱経路とボトルネック
    2. 低熱抵抗化対策の方向
    3. 直冷式の構造と効果
    4. 両面冷却による低熱抵抗化
  4. ECUの放熱構造
    1. ECUの主な熱源と熱対策
    2. 冷却方式 自然空冷、強制空冷、水冷
    3. 筐体放熱と接触熱抵抗対策
  5. 車載機器で使用する放熱材料
    1. TIMの種類と活用
    2. 放熱シート 超柔軟シート
    3. ギャップフィラー/ゲル
    4. サーマルグリース/PCM
    5. 車載機器での使用事例
  6. バッテリーの構造と熱対策
    1. Liバッテリーの熱特性 (適正温度範囲)
    2. 放熱経路とボトルネック
    3. 水冷方式の課題と対策
    4. テスラスネークチューブ
  7. 自動運転向けコンピュータの冷却
    1. TESLA M3に見るオートパイロットの水冷
    2. SoCなどの高発熱ロジックデバイスの冷却
    3. 無線通信モジュール、LiDARの冷却
  8. EVモータとその熱低策
    1. モータのトレンドと熱対策
    2. モータで発生する損失とその計算
      • 銅損
      • 鉄損
      • 風損
      • 機械損
    3. モータで採用されている油冷/液冷
    • 質疑応答

講師

  • 国峯 尚樹
    株式会社 サーマル・デザイン・ラボ
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年6月14日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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