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変更管理・逸脱管理コース (2日間)

変更管理・逸脱管理コース (2日間)

オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月24日(月) 13時00分16時30分
  • 2022年11月29日(火) 13時00分16時30分

プログラム

2022年10月24日「適正なCAPA実現につながる逸脱・OOS処理フロー及び原因・試験室調査の進め方と処置事例」

 逸脱及びOOS発生時、現場での対応に追われ不十分な調査や是正が疎かになりがちです。本セミナーを通じて、不十分な対応によって生じる再発の防止、当局査察時の適切な対応を実現の一助になれることを期待します。

  • 始めに
    • 逸脱とOOSの違い、特徴について解説し、どの様な管理が望まれるのかを解説します。
      • 逸脱、OOSについて
      • 手順化と記録作成について
  1. 第1部
    • 逸脱管理において発生原因の調査が適切であれば、必然的に適正な是正が実現できると考えます。
      その調査方法として多角的な視点を定常的に使用する手法を解説します。
      具体的な逸脱事例からどのような対応をとれば再発を防止できるのかをワークショップ形式で解説します。
      • 逸脱処理フローと原因調査の進め方
      • 逸脱処理事例
  2. 第2部
    • FDA,MHRAガイダンス参照したOOS処理フロー、試験室調査の進め方を解説します。
      またOOS記録の作成について、OOS処理事例を用いて解説します。
      • OOS処理フローと試験室調査の進め方
      • 試験記録の作成とデータインテグリティ
      • OOS処理事例
    • 最後に
      • 当局査察準備について、記録の信頼性の重要性について解説します。
      • 当局査察に向けて
    • 質疑応答

2022年11月29日「変更管理・逸脱管理の実運用・範囲・評価とリスクのクラス分類」

 近年、製薬企業での「データ改ざん」が、社会的な問題になっている。このような状況を踏まえPMDAなどの当局は、正式に製薬企業に対して「無通告査察」の実施を強化しており、多くの製薬企業でPMDA/都道府県による「無通告査察」を受けている。よって、製造所/CMOで発生した逸脱及び逸脱等を起因とする変更管理の適切な実運用は、製造所における適切なQMS構築及び定期査察/無通告査察への対応においては重要である。
 よって今回、変更管理・逸脱管理の実運用・範囲・評価とリスクのリスク分類に関して説明する。

  1. 第1部 PQSの徹底管理
    • 1GMPにおけるPQSとは?
    • PQSの重要性
    • 各企業 (製造所) で構築するPQSとは?
    • 品質システムの強化例
    • CSV対応
    • バリデーション対応
    • 技術移転の重要性
    • ICH Q12への対応
  2. 第2部 市販後の変更管理の観点での技術移転
    • 現状の技術移転の課題 (変更管理の課題)
    • 変更管理のフロー
    • 変更管理のフローで対応すべき事項
    • 変更管理を考慮した逸脱処理の着眼点
  3. 第3部 市販後の変更管理 – 様式の有効的な活用 –
    • 逸脱発生に伴うCAPA/変更管理の典型的な流れ
    • 変更管理を考慮した逸脱処理の着眼点
    • 活用する様式
  4. ケーススタディー1
    • 逸脱発生報告書 (様式1)
    • 逸脱調査報告書 (様式2)
    • CAPA (CAPA計画書/報告書の作成) (様式3)
  5. ケーススタディー2
    • 変更管理 (変更管理計画書/報告書の作成) (様式4)
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 視聴期間は、それぞれ2022年11月2日〜16日、2022年12月8日〜21日を予定しております。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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