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時間-温度換算則を活用した高分子材料の強度・変形予測、諸特性の加速試験方法

時間-温度換算則を活用した高分子材料の強度・変形予測、諸特性の加速試験方法

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高分子材料の種類と独特な粘弾性特性の基礎から解説し、粘弾性特性に起因する高分子材料の各種不良、時間-温度換算則の基礎、時間-温度換算則を活用した高分子材料の強度・変形の予測方法・諸特性の加速試験方法について解説いたします。

開催日

  • 2022年5月25日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 高分子材料の基本特性である粘弾性挙動の基礎
  • 高分子材料の諸特性の加速試験方法
  • 高分子材料の成形不良の要因となる粘弾性挙動の影響
  • 高分子材料の時間-温度換算則の基礎
  • 時間-温度換算則を用いた高分子材料の強度・変形予測の予測法

プログラム

 高分子材料の力と変形の比例定数である材料定数は、時間と温度依存性を有し緩和弾性係数や貯蔵弾性係数と呼ばれ、著しい粘弾性挙動を示す。プラスチックの成形過程で生ずる残留応力の発生要因やこれが時間や温度に伴って変化するつまり経時的な事象は、この粘弾性挙動に起因するところが大である。
 ここでは、まず高分子材料の種類と独特な粘弾性特性の基礎について説明します。次に、粘弾性特性に起因する高分子材料の各種不良について説明します。そして、粘弾性特性の特異な事象である時間と温度の等価性、つまり時間 – 温度換算則について説明します。最後に、時間 – 温度換算則を活用した高分子材料の強度・変形の予測方法並びに諸特性の加速試験方法等を説明します。

  1. 高分子材料とは?
    1. 高分子材料と粘弾性について
    2. 粘弾性材料
      • 高分子材料
      • ゴム材料
      • 食品材料
      • 薬品材料
      • その他
    3. 粘弾性挙動の解釈法と利用方法
    4. 粘弾性に伴う特異な現象
      • クリープ挙動
      • 緩和挙動
  2. 粘弾性挙動に伴う不具合現象
    1. 高分子材料の成形品に生ずる残留応力/残留ひずみ
    2. 高分子材料の成形品に生ずる残留応力の発生のメカニズム
    3. ストレスクラッキングとその対策方法
  3. 時間 – 温度換算則とは?
    1. 時間 – 温度換算則の基礎概念
    2. 時間 – 温度換算則の成立の確認方法
    3. 時間 – 温度移動因子とは
      • アーレニュウス型
      • WLF型
  4. 時間 – 温度換算則の活用事例
    1. 高分子材料の諸特性の加速試験の条件設定方法
    2. 高分子材料の経時的な強度及び変形の予測方法
    3. 発泡プラスチックの気泡の制御方法
    4. 高分子材料の破壊確率の予測方法
  5. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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本セミナーは終了いたしました。

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