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抗体医薬品及び再生医療等製品のCMC薬事・申請のポイント・留意点

抗体医薬品及び再生医療等製品のCMC薬事・申請のポイント・留意点

~バイオ医薬品と再生医療等製品のCMC薬事の共通点と相違点、それぞれが抱える課題とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、バイオ医薬品と再生医療等製品の両方のCMC開発上の主な課題を把握することで、CMCの開発期間の短縮とコスト抑制のポイントについて解説いたします。

開催日

  • 2022年3月24日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • バイオ医薬品と再生医療等製品の構造・特性の違い
  • バイオ医薬品と再生医療等製品の開発プロセスの違いとCMC薬事ドキュメンテーション
  • 国内開発品と海外導入品のCMC薬事のポイント・留意点
  • バイオ医薬品と再生医療等製品の主な課題とその対策、解決方法
  • バイオ医薬品と再生医療等製品のビジネス戦略に応じたCMC薬事戦略

プログラム

 今や低分子合成医薬品の売上を上回るバイオ医薬品におけるCMC薬事・申請のポイント・留意点を解説する。また、同じバイオロジックスに分類される再生医療等製品は、多様なヒト細胞や遺伝子治療から成りその開発の経緯や構造・特性の違いから、バイオ医薬品の開発プロセスとも異なる。したがって、バイオ医薬品と再生医療等製品の開発におけるCMC薬事ドキュメンテーションを知ることは、互いの共通点と相違点、それぞれが抱える課題の理解に役立つ。また、国内開発品の国内及び海外の薬事申請、海外からの導入品の国内薬事申請の違いを知ることもCMC薬事・申請のポイントの理解に役立つ。
 本講座では、バイオ医薬品と再生医療等製品の両方のCMC開発上の主な課題を把握することで、CMCの開発期間の短縮とコスト抑制のポイントを学ぶことを目的とする。

  1. バイオ医薬品及び再生医療等製品の基本的な開発プロセス
    1. 再生医療等製品と抗体・バイオ医薬品の特徴
    2. 再生医療等製品とバイオ医薬品の基本的な開発プロセスの比較
    3. 再生医療等製品とバイオ医薬品の製法変更/技術移転/同等性評価
    4. 国内開発品と海外導入品の比較
  2. バイオ医薬品の品質のCTD作成
    1. バイオ医薬品の治験申請におけるCTD作成
    2. バイオ医薬品の承認申請におけるCTD作成
      • S.1 一般情報
      • S.2 製造
      • S.3 特性
      • S.4 原薬の管理
      • S.5 標準品又は標準物質
      • S.6 容器及び施栓系
      • S.7 安定性
      • P.1 製剤及び処方
      • P.2 製剤開発の経緯
      • P.3 製造
      • P.4 添加剤の管理
      • P.5 製剤の管理
      • P.6 標準品又は標準物質
      • P.7 容器及び施栓系
      • P.8 安定性
      • A.その他
  3. バイオ医薬品のCMC課題への対応のポイント
    1. 目的物質関連物質・目的物質由来不純物・製造工程由来不純物
    2. 高生産製法の開発と技術移転及び同等性評価
    3. 品質管理戦略 (QbD等) の構築
    4. アクテムラ、ヘムライブラ、オプジーボの比較
  4. 再生医療等製品の品質の薬事ドキュメンテーション
    1. 再生医療等製品の治験申請における品質の薬事ドキュメンテーション
    2. 再生医療等製品の承認申請における品質の薬事ドキュメンテーション
      • 製造方法並びに規格及び試験方法等に関する資料:
        • ア 製品の構造、構成細胞、導入遺伝子に関する資料
        • イ 使用する原料、材料又はそれらの原材料に関する資料
        • ウ 製造方法に関する資料
        • エ 規格及び試験方法に関する資料
      • 安定性に関する資料:
        • 輸送、保存条件、有効期間の根拠に関する資料
  5. 再生医療等製品のCMC課題への対応のポイント
    1. 副構成体 (医療機器、器具等) の開発
    2. 難易度の高い製造の技術移転と同等性評価
    3. 品質特性評価と品質管理戦略の構築
    4. Non-GMP/GMP/GCTP対応
  6. バイオ医薬品及び再生医療等製品のCMC薬事デザイン
    1. バックキャスティングで開発する
    2. RS総合相談、RS戦略相談
    3. 事前面談と対面助言相談
    4. 先駆け審査指定制度及び先駆け総合評価相談
    5. ミニマムな準備に加えエクストラに開発する
    6. サクセスクライテリアに基づいたCMC薬事デザイン

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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開始日時 会場 開催方法
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2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/7/11 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
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2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/12 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 オンライン
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