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電子機器におけるさまざまな放熱方法とその効果

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電子機器におけるさまざまな放熱方法とその効果

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概要

本セミナーでは、電子機器の熱設計に必要な伝熱工学の基礎知識について解説いたします。
また、プリント配線板の放熱方法、密閉・自然空冷・強制空冷筐体の放熱方法、放熱部品の使用上の注意について解説いたします。

開催日

  • 2020年12月16日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • プリント配線板の放熱方法
  • 密閉、自然空冷、強制空冷筐体の放熱方法
  • 放熱部品の使用上の注意事項
  • 熱電対による温度測定方法

プログラム

 電子機器において“熱”は必ず発生します。そのため、発熱量の大きな部品を使用する電子機器では適切な熱設計を行わないと熱問題によって製品化できない、製品の信頼性が低下する、製品の寿命が短くなる、過剰設計によってコストがアップする等の問題が発生する可能性があります。しかし、一部の電子機器を除き常に熱問題が生じているわけではないため、技術やノウハウを蓄積しにくい分野でもあります。
 本セミナーでは電子機器のさまざまな放熱方法の中で基本的な放熱方法を項目ごとにご説明いたします。また、それぞれの放熱方法に関して、実際にどの程度の効果があるのかについてご説明いたしますので、熱設計をする際の参考にしていただくことができます。
 本セミナーは初級者向けのセミナーです。伝熱工学や流体力学の知識がなくても理解できるようにご説明いたしますので、これから熱設計の勉強を始めたい方や、もう一度、勉強しなおしたい方を主な対象としています。

  1. 放熱方法の基本 (伝熱工学編)
    • 伝熱工学における3つの伝熱方法 (伝導、対流、放射) から考えられる放熱方法とその効果についてご説明いたします。
      また、熱抵抗回路網を作成することにより、おおよその温度を求めることができますので、伝導、対流、放射、それぞれの熱抵抗値の算出方法についてご説明いたします。
  2. 放熱方法の基本 (プリント配線板編)
    • プリント配線板は熱伝導率の高い銅を配線材料として使用しているため、放熱部品としても使用できます。
      プリント配線板の放熱効果についてご説明いたします。
  3. 放熱方法の基本 (密閉筺体編)
    • 密閉筐体は筐体内部の空気を換気することができないため、放熱は筐体表面からの対流と放射だけになります。
      密閉筐体の放熱は部品から筐体への伝熱と、筐体表面からの放熱がキーとなります。
      これらの放熱方法とその効果についてご説明いたします。
  4. 放熱方法の基本 (自然空冷筺体編)
    • 自然空冷筐体は筐体表面からの放熱に加え、筐体内部の空気を換気することによって放熱することができます。
      自然空冷筐体の放熱は密閉筐体と同様な放熱に加え、通風孔からの換気が放熱のキーになります。
      これらの放熱方法とその効果についてご説明いたします。
  5. 放熱方法の基本 (強制空冷筺体編)
    • 強制空冷筐体における放熱のほとんどはファンによって生じる空気流動によって行われます。
      強制空冷筐体の放熱はファンと通風孔、および空気の流れ方がキーになります。
      これらの放熱方法とその効果についてご説明いたします。
  6. 放熱方法の基本 (放熱部品編)
    • 放熱部品 (ヒートシンク、TIM) は注意事項を守らないと放熱効果が低下することがあります。
      放熱部品を使用する際に注意する点と、放熱効果についてご説明いたします。
  7. 熱電対による温度測定方法
    • 熱電対は取扱いが容易なため温度測定で良く使用されます。
      しかし、熱電対は接触式の測定方法ですので、熱電対を伝わり熱が逃げてしまい、測定誤差が出やすい測定方法でもあります。
      測定誤差が出にくい熱電対による測定方法をご説明いたします。
  8. 相談コーナー
    • セミナーの内容に関するご質問はセミナー内でお受けいたしますが、それとは別に電子機器の熱設計に関するご質問やご相談を希望者の方のみ無償でお受けします。

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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本セミナーは終了いたしました。

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