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これからの食品包装材料に求められる機能と食品包装開発の将来展望

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これからの食品包装材料に求められる機能と食品包装開発の将来展望

東京都 開催 会場・オンライン 開催

概要

本セミナーでは、食品包装・包装設計の基礎から解説し、安全・衛生性と品質管理、食品衛生法改正への対応事項、食品包装に関わるトラブルの原因と未然防止、食品容器包装の開発事例と将来展望について詳解いたします。

開催日

  • 2020年9月30日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 食品包装材料および食品容器・包装の開発に携わる方
  • 食品メーカーあるいは食品流通に携わる方
  • 新たに食品業界への事業展開を検討している方

修得知識

  • 食品包装の基礎
  • 包装設計の基礎
  • 安全・衛生性と品質管理
  • 食品衛生法改正への対応事項
  • 食品包装に関わるトラブルの原因と未然防止
  • 食品容器包装の開発事例と将来展望

プログラム

 食品を商品として流通させるためには、包装が重要な役割を担っている。包装により商品としての食品の価値を高め、売れる商品を創ることができる。食品包装に求められる機能は少子高齢化、安全安心への意識の高まりなど、社会情勢を反映して変化している。
 本セミナーでは、食品包装を開発する時に留意すべき事項と対策について豊富な事例を交えて解説し、包装材料のポジティブリスト化への対応、食品ロス対策、高齢者対応、環境対策など、食品包装の新しい動きや包装の将来展望についての情報を提供する。

  1. 食品包装開発の基礎知識
    1. 包装を取り巻く環境の変化
    2. 現在、食品包装に求められている機能
      • 品質保持
      • ユニバーサルデザイン
      • 環境対応
      • 品質保証
  2. 売れる商品を創るための包装設計とその進め方
    1. 食品包装開発の考え方
      • 食品メーカーの社会的使命
      • 食品メーカーにとって包装とは?
      • 食品メーカーが包装を設計する意義
      • 食品包装の設計で考慮すべき要因
      • 新製品開発における包装開発の流れ
    2. 商品コンセプトとパッケージコンセプトの整合性
      • 包装設計の手順
    3. 包装設計に対するチェック項目
    4. 品質保持包装、ユニバーサルデザイン包装・高齢者対応包装、環境対応包装の考え方
      1. 品質保持のための包装設計
        • 品質保持包装の設計のポイント
        • シェルフライフの設定、期限の設定方法と安全率
      2. ユニバーサルデザインと包装設計
        • 商品開発におけるユニバーサルデザインの取り組み
        • 食品包装におけるユニバーサルデザインへの配慮項目
      3. 高齢者対応包装の考え方
        • 元気な高齢者
        • 筋力や視力が低下した高齢者が利用しやすい商品
      4. 環境対応包装の考え方
        • 環境対応の基本的考え方
        • 容器包装に求める環境対応
    5. 安全・安心の確保の考え方、安全・衛生性と品質管理
      • 品質保証のために包装で検討すべき項目
      • 危機管理
      • 包装の安全・衛生性の確保
      • 包装材料の安全・衛生性確保の考え方
      • 包材の品質管理
      • サイレントチェンジによるトラブルの防止
      • 製造物責任
  3. 食品衛生法改正への器具・容器包装製造事業者、食品製造事業者の対応事項
    • 改正食品衛生法 (2018年6月13日公布、2020年6月1日施行)
    • ポジティブリスト制度の概要
    • 情報伝達
    • 令和2年厚生労働省告示第196号 (4月28日公示)
    • 製造管理基準に関する事項
    • 容器包装の製造事業者の届出制度
  4. 食品包装に起因するトラブルを回避するためのポイント
    1. 包装の企画、設計開発、包装工程、市場流通の各段階でのトラブルと解決法
      • 包装の企画段階でのトラブル
      • 品質保持に関するトラブル
      • ユニバーサルデザインに関するトラブル
      • 環境対応に関するトラブル
      • 品質保証に関するトラブル
      • 新包材の導入におけるトラブル
      • 包材原因の異物混入トラブル
      • 包装機適性不良トラブル
      • シール不良トラブル
      • ピンホール発生トラブル
      • 包材の供給トラブル
      • 消費者からのクレームが多い包装トラブル
      • 包材の臭気トラブル
    2. トラブルを未然に防ぐには
  5. 最近の食品容器包装の開発事例と将来展望、食品包装の新しい動き
    1. さらにおいしく
    2. さらに便利に
    3. さらに環境にやさしく
    4. 食品ロス対策
    5. 包装の将来展望
  6. 包装開発実務者に求められる課題
    • 社会環境の動きを知った上で包装を考える
    • お客様の視点に立った商品開発
    • トラブルを無くすための感性を磨く
    • 質疑・応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,800円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

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  • 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
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  • 他の割引は併用できません。

オンライン受講割引

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
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  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

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