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信頼性試験と故障解析

信頼性試験と故障解析

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、信頼性試験の基本から考慮すべきポイント、故障解析のアプローチの仕方について、詳しく解説いたします。

開催日

  • 2020年3月18日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • 信頼性試験で的確に設計品質を評価する方法
  • 見落としの無い試験の実施
  • 市場と対応のとれた信頼性試験条件の設定
  • 故障メカニズム仮説のデザインなど故障解析の基本

プログラム

 信頼性試験は設計品質の正しさを証明し、市場での不具合を未然防止する手段ですが、規格や顧客要求の試験に合格すれば良いという認識で、試験自体については深く考えずに実施されることが散見されます。市場でユーザにご迷惑をおかけした後に、実は信頼性試験で検出すべき不具合であったという事例もあります。このような不具合は製造上の問題ではないので、工場の検査では検出する事ができません。気づいた時には長期に亘って市場へ流出した後なので多大な損失につながります。事前に設計FMEAで故障を抽出しても、その故障を評価できる試験条件になってない場合、また、判定方法が不適切な場合には、故障を見逃してしまう事になります。
 本セミナーでは、信頼性試験で考慮すべきポイントを学び、信頼性試験の基本/理論、及び故障解析のアプローチの仕方も併せて解説します。

  1. はじめに
    1. 信頼性の特徴
      • 数の問題
      • 時間の問題
      • 要求される機能と重要度
      • 使用環境条件
    2. 法規制への対応
      • リコール
      • PL
  2. 信頼性試験
    1. 信頼性試験とは
      • 定義
      • 市場寿命
      • 開発フロー
    2. 信頼性試験の課題
      • 試験個数
      • 試験時間
      • 加速化
    3. 信頼性試験の種類
    4. 信頼性試験の計画 (変更点に着眼)
    5. 試験結果の判定
  3. 加速化と故障モデル
    1. 概論
    2. 故障モデル各論
      • 反応速度論
      • マイナー則
      • S-Sモデル
      • ワイブル
      • ランダムウォークなど
    3. 市場との対応づけ
    4. 加速化の注意事項
    5. 信頼性試験事例
  4. 故障解析
    1. 故障解析の定義と故障メカニズム
    2. 故障解析の進め方
    3. 故障解析のステップ
      • 故障現品調査
      • 故障メカニズム仮説デザイン
      • 故障解析事例など
    • 付表
      • 故障現象一覧表
      • 正規分布表
      • パーセントランク表
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

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