バイオ医薬品のCTD-Qセミナー (第1日目:Part1)
バイオ医薬品の「構造決定・特性解析及び不純物」のまとめ方と品質管理への活用
~製法変更時の同等性/同質性にも着目して~
京都府 開催
会場 開催
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開催日
-
2019年10月7日(月) 10時30分
~
16時30分
プログラム
遺伝子組換え応用医薬品 (バイオ医薬品) では、生産細胞を培養し、産生される目的物質であるタンパク質を精製して原薬を製造する。この際、多くのバイオ医薬品では、目的物質・目的物質関連物質・目的物質由来不純物からなる不均一性を有する。このため、詳細な特性解析を行い、これらの関係性を明確に規定し、一定の品質が確保できることを提示する必要がある。
この「構造決定・特性解析並びに不純物」の説明は、重要品質特性に関連するため、検討に用いた試験方法はロット毎の品質管理に活用される。更に、バイオプロダクト固有の同等性・同質性の説明にも直接影響することから、これらの提示方法についても解説する。
- 構造決定と特性解析
- 目的物質の特定
- 遺伝子組み換えによる想定アミノ酸配列との同一性 (翻訳後修飾の有無)
- 一次構造の決定と立体構造の推定
- 分子量
- 糖鎖構造の同定と均一性 (不均一性) の説明
- 生物活性:有効性の根拠
- 免疫学的性質
- タンパク質含量
- 目的物質の不均一性と目的物質関連物質
- 一次標準物質の設定
- 不純物
- 目的物質関連不純物
- 製造工程由来不純物
- 測定方法の測定感度と製造工程での除去能 (クリアランス) の提示
- 不純物の安全性の説明と工程管理状況
- ウィルス安全性
- 製造工程での不活化方法と除去能力の提示
- 工程試験の必要性
- 微生物学的評価項目
- 製法変更時の同等性の判断根拠
講師
伊東 雅夫 氏
大杉バイオファーマ・コンサルティング 株式会社
代表取締役社長 / CMCコンサルタント
主催
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:
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