技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載電子素子・機器の高信頼化要求特性と対応技術

車載電子素子・機器の高信頼化要求特性と対応技術

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年6月5日(水) 10時30分 16時30分

プログラム

 車両電動化と、自動運転への対応いわゆるCASE時代に対応するために、車両はますます電子化が加速しています。電子製品は、車両燃費向上のために、小型軽量化が求められています。小型軽量化を実現し熱設計において信頼性を考慮した設計はますます難しくなっています。
 本講座では、信頼性と放熱性のバランスを取った設計の重要性を、具体的事例を交え説明いたします。信頼性確保のためには、その製品の使われ方を、詳細に把握しそれを評価条件に織り込むための、活動がポイントになります。その考え方について、紹介いたします。

  1. エレクトロニクスの概要
    1. 環境対応
    2. 安全技術 (自動運転)
  2. 電子機器への要求
    1. 信頼性の重要性
    2. 車載搭載環境
    3. 実装技術と熱設計の関係
    4. 車両燃費向上のために電子部品に求められる要求の背景
  3. 信頼性の基礎
    1. 品質保証と信頼性
    2. 信頼性設計の考え方
    3. 加速評価試験
  4. 回路基板に関わる評価
    1. 小型設計技術
    2. 自動運転対応ECUの現状と放熱設計
    3. 車載回路基板に求められる特性
    4. はんだの接続寿命を延ばすための基板特性
  5. 電子部品の故障事例と対策
    1. 各種電子部品とはんだ付け寿命の向上対策
    2. アンダーフィル材の必要特性
    3. 半導体パッケージの不具合と注意点
    4. 実製品における温度計測の注意点
    5. 樹脂封止部品の観察手法
    6. 封止樹脂の特性上の注意点
    7. イオンマイグレーションとSnウィスカ
    8. 耐震評価と着眼部位
    9. パワーデバイスの接続構造の設計事例
  6. インバータにおける実装・放熱技術
    1. 両面放熱構造の必要性
    2. パワーデバイスとヒートシンクの高信頼性接続
    3. 接触熱抵抗低減のパッケージの実装設計
    4. ボイド低減はんだ付けの工夫
    5. 樹脂封止技術と信頼性
  7. 将来動向
    1. 電子プラットフォーム設計の重要性
    2. SiCデバイスへの期待と課題
    3. 車載電子製品の構造変化の動向
    • 質疑応答

講師

会場

連合会館

404会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,111円 (税別) / 49,800円 (税込)
複数名
: 23,056円 (税別) / 24,900円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり 24,900円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,796円(税別) / 47,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,110円(税別) / 49,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,165円(税別) / 74,700円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,111円(税別) / 49,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,222円(税別) / 99,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,333円(税別) / 149,400円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/26 モータシステムに活かすCAE解析の基礎と応用 東京都 会場・オンライン
2024/11/26 永久磁石同期モータ駆動システムにおけるインバータの過変調領域の利用 オンライン
2024/11/27 xEV用バスバー・接続と絶縁樹脂の技術動向 オンライン
2024/11/27 車載用半導体の動向・要求特性と信頼性認定ガイドラインの概要 オンライン
2024/11/27 5G/Beyond 5GおよびAI搭載CASE実現のための積層セラミックコンデンサ (MLCC) の小型化・大容量化・高信頼化技術と今後の展望 オンライン
2024/11/28 パワーモジュール実装の最新技術動向 東京都 会場
2024/11/29 半導体封止材・放熱シートの高熱伝導化と開発動向 オンライン
2024/12/3 SiCパワー半導体の最新動向とSiC単結晶ウェハ製造の技術動向 オンライン
2024/12/4 はんだ実装技術と周辺技術のおさえどころと主要な故障・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/7 自動車用パワーエレクトロニクスの基礎と技術動向 東京都 会場
2024/12/9 カーボンリサイクルに向けた低エネルギーCO2回収 (DAC) 、燃料合成、燃料利用技術の開発動向 オンライン
2024/12/9 EVの熱マネジメントシステムと冷却・加熱技術 オンライン
2024/12/12 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/19 モータの品質問題とトラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/12/19 パワー半導体用SiCウェハ製造技術の基礎・技術課題・開発動向 オンライン
2024/12/20 電子機器・部品・材料の腐食・劣化の評価技術と対策技術 東京都 会場・オンライン
2024/12/20 積層セラミックコンデンサ (MLCC) の小型化、薄層多層化と最先端開発動向 オンライン
2024/12/23 SiCパワーデバイスの現状と課題、高温対応実装技術 オンライン
2024/12/24 自動車リサイクルの日本および世界の現状と今後のリサイクル戦略 オンライン
2024/12/27 積層セラミックコンデンサ (MLCC) の小型化、薄層多層化と最先端開発動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/11/29 パワーデバイスの最新開発動向と高温対策および利用技術
2024/9/13 世界のAIデータセンターを支える材料・デバイス 最新業界レポート
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/2/4 世界のxEV、車載用LIB・LIB材料 最新業界レポート