技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

半導体封止材料の設計・製造技術 総合解説 (2日間)

基本を押さえて設計・開発・活用の糧に

半導体封止材料の設計・製造技術 総合解説 (2日間)

~半導体封止材料の設計・製造技術 総合解説 2か月連続コースセミナー~
東京都 開催 会場 開催

半導体封止材料の設計・製造技術のセミナーをセットにしたコースです。


通常受講料 : 92,340円 → 全2コース申込 割引受講料 76,950円

開催日

  • 2018年11月28日(水) 10時30分16時30分
  • 2018年12月14日(金) 10時30分16時30分

プログラム

2018年11月28日「半導体封止材料の基礎から組成・原料、製造・評価方法まで」

  1. 第1講 封止材料の基本理解
    1. 封止材料の基礎
      1. 開発の経緯
      2. 種類
      3. 用途
      4. 封止材料メーカ
    2. 樹脂封止の概要
      1. 封止方法
      2. 開発の経緯
      3. 圧縮成形
    3. 封止材料の基本組成
      1. 開発経緯
      2. 基本組成
    4. 封止材料の製造諸元
      1. 製造方法
      2. 管理方法
      3. 検査方法
      4. 取扱方法
    5. 封止材料の評価方法
      1. 一般特性の評価方法
      2. 流動性の評価方法
      3. 信頼性の評価方法
      4. その他の評価方法
  2. 第2講 封止材料の構成原料の種類・役割と選定・使用方法の基本
    1. 封止材料用シリカ
      1. 開発の経緯
      2. 製造諸元
      3. 製造会社
      4. 高熱伝導性充填剤
    2. 封止材料用エポキシ樹脂
      1. 開発の経緯
      2. 製造諸元
      3. 製造会社
    3. 封止材料用硬化剤
      1. 種類と製造会社
      2. 製法 (フェノールノボラック)
    4. 封止材用硬化触媒
      1. 種類・製造会社
      2. 開発の経緯
    5. 封止材料用機能剤
      1. 改質剤 (シラン系処理剤)
      2. その他
    6. 封止材料用他原料
      1. 難燃剤
      2. その他
    • 質疑応答

2018年12月14日「半導体封止材料の配合設計・製造応用技術と先端パッケージ対応」

 半導体は、「樹脂封止」の採用 (1970年代後半) により急成長を遂げ汎用化した。日本は、樹脂封止用の「封止材料」の分野で市場を制圧し続けている。
 今回、封止材料の基本技術および応用技術を徹底解説する機会を設けた。講師は、封止材料およびその関連技術の開発に最前線で現役として約40年携わっている。
 第2日目は、封止材料の応用技術を分かり易く説明する。今後も、封止材料の成長は続くと予想されるが、その技術流出が危惧されている。講演は、半導体パッケージング関係者へ技術伝承する内容となっている。

  1. 第1講 封止材料設計・製造の応用技術~シリカ・触媒・機能剤配合~
    1. シリカ配合と封止材料特性との関係
      1. シリカ配合と成形性
      2. シリカ配合と一般特性
      3. シリカ配合と他特性
        • 応力
        • 誘電率
    2. シリカの表面処理技術
      1. 表面処理の目的
      2. シリカの表面状態
      3. 表面処理方法
      4. 表面処理の検証
    3. シリカの分散技術
      1. 凝集と分散
      2. 分散方法
      3. 評価方法
    4. シリカの課題
      1. 実体把握
      2. 最適処理法
      3. 微粒化対応
    5. 触媒の活性制御
      1. 触媒活性制御の要求
        • 圧縮成形
        • シート/フィルム成形
      2. 分散寸法
      3. 種類
      4. 潜在性
      5. 潜在化
        • 方法
        • 設計
        • 検討
    6. シラン系処理剤の活用技術
      • カップリング剤
      • 表面処理剤
        1. シラン系処理剤の種類と選定
        2. シラン系処理剤の機能
        3. シラン系処理剤の安定性
    7. シランカップリング剤処理技術
      1. 処理の目的
      2. 処理に関わる理論とその活用
      3. シランカップリング剤の添加方法
    8. 他の機能剤の活用技術
      1. 応力緩和剤
      2. 密着・粘着剤
      3. その他
  2. 第2講 先端パッケージで求められる封止技術の概要 (半導体パッケージング技術の進化への対応)
    1. 半導体パッケージング技術開発の動き
      1. IT分野
      2. 自動車分野
      3. 共通技術
        • インターネット
        • パワーデバイス
    2. IT分野と封止技術
      1. 薄層PKG (FO-PKG)
      2. 薄層封止
    3. 自動車分野と封止技術
      1. 放熱対策 (新規基板: GaN/SiC)
      2. 混載型PKG (Module/Board)
      3. 混載封止
        • 3D材料
        • 4D実装
    • 質疑応答

講師

  • 越部 茂
    有限会社アイパック
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 71,250円 (税別) / 76,950円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 37,800円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 37,500円(税別) / 40,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 71,250円(税別) / 76,950円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 112,500円(税別) / 121,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/21 半導体洗浄技術 2セミナーセット オンライン
2025/11/21 半導体ウェット洗浄・乾燥技術と最先端技術 オンライン
2025/11/25 高出力モータの性能と品質を極める オンライン
2025/11/25 高性能有機半導体の分子設計・合成・評価とデバイス作製・応用展開 オンライン
2025/11/25 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/11/25 DX/AI時代のエレクトロニクス・半導体実装技術 最新パッケージ技術とチップレット集積の課題と展望 オンライン
2025/11/26 熱伝導材料・放熱材料の設計ノウハウと特性評価 オンライン
2025/11/26 半導体後工程・パッケージング技術の基礎、各製造プロセス技術と今後のトレンド オンライン
2025/11/27 パネルレベルパッケージ (PLP) の最新動向と基板、材料の開発 オンライン
2025/11/27 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2025/11/28 半導体パッケージ技術の進化とそれを支える要素技術 オンライン
2025/12/3 プラズマエッチングにおけるプロセス不良発生の検出とプラズマ耐性材料の評価技術 オンライン
2025/12/5 半導体製造におけるドライ/ウェットエッチング技術の基礎・応用と最新動向 東京都 会場
2025/12/5 ものづくり・問題解決のための機器分析の選択と進め方 オンライン
2025/12/8 半導体パッケージの接合部における各種試験評価、分析解析技術とその応用 オンライン
2025/12/8 PFAS (有機フッ素化合物) 規制の動向と半導体産業への影響 オンライン
2025/12/10 電子機器における実践的な熱設計・熱対策技術 オンライン
2025/12/10 SiC半導体ウェハの欠陥制御と検出、評価技術 オンライン
2025/12/10 半導体デバイスの故障メカニズムと信頼性試験・寿命予測 オンライン
2025/12/10 ベーパーチャンバー冷却デバイスの基礎と応用 オンライン