技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水性ポリウレタンの樹脂設計と架橋、フィラー複合化

水性ポリウレタンの樹脂設計と架橋、フィラー複合化

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年5月22日(火) 10時30分16時00分

修得知識

  • 水性ポリイソシアネートに関する一般的知識
  • 使用用途に最適な水系ポリイソシアネートの選択

プログラム

第1部 高機能イソシアネート系水性架橋剤とその応用

(2018年5月22日 10:30〜12:00)

 水性ポリイソシアネートの種類と使用例を具体例を挙げながら紹介する。

  1. 架橋の基礎
    1. 架橋とは
    2. 各種架橋反応
    3. ウレタン架橋と各種物性
  2. ポリイソシアネートについて
    1. ジイソシアネートモノマー
    2. イソシアネート基の反応
    3. ジイソシアネートの反応性
    4. ポリイソシアネートの構造
    5. ポリイソシアネートの物性
  3. ポリイソシアネートの水性化
    1. ポリイソシアネートの水系化方法
    2. 親水基導入タイプ
    3. 疎水低粘度タイプ
    4. 1液タイプ (ブロックポリイソシアネート)
  4. 用途例
    • 質疑応答

第2部 水性ポリウレタンディスパージョン設計と構造、特性

(2018年5月22日 12:45〜14:15)

  1. 水性ポリウレタン樹脂の原料と特徴
    1. ポリウレタン構造
    2. イソシアネート成分の種類、変性と樹脂性能
    3. ポリオール成分の種類と特徴及び樹脂性能
    4. 鎖延長剤
    5. 親水基成分の種類とその特徴
  2. 水性ポリウレタンディスパージョン設計 (基礎)
    1. ポリオール成分とプレポリマー粘度
    2. 親水基濃度と粒径
    3. 融着状態観察とフィルム性能発現性
    4. フィルムの動的粘弾性と性能
    5. 貯蔵安定性 (加水分解) とポリカーボネート骨格への期待
  3. 水性ポリウレタンディスパージョン設計 (応用)
    1. アクリルウレタンディスパージョン
    2. 種々のポリカーボネートポリオール変更による性能発現
    3. 架橋構造を生かした種々の設計
    4. ブロックイソシアネートの活用
    5. 架橋剤、添加剤による塗膜性能改善例
  4. 課題と今後
    • 質疑応答

第3部 水性ポリウレタンの合成とフィラーとの複合化による特性改善

(2018年5月22日 14:30〜16:00)

  1. ポリウレタンの化学と物性
    1. イソシアナート基の反応
    2. 諸原料、触媒
    3. 調製法
    4. 解析法
  2. (水性) ポリウレタン系コンポジットの調整と物性評価
    1. 炭素系ナノフィラー
      1. カーボンナノチューブ
      2. フラーレン
    2. 無機系ナノフィラー
      1. クレー
      2. アルミナ
      3. シリカ
      4. 金属微粒子
    3. セルロース
      1. 繊維
      2. セルロースナノファイバー
    • 質疑応答

講師

  • 三輪 祐一
    旭化成 株式会社 機能性コーティング技術開発部
    主幹研究員
  • 城野 孝喜
    東ソー株式会社 ウレタン研究所 コーティンググループ
  • 山田 英介
    愛知工業大学 工学部 応用化学科
    副学長 / 教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/29 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/30 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2025/7/30 高熱伝導材料の基本、配合設計と熱マネジメント技術 東京都 会場
2025/7/30 粘着剤・テープの基礎と材料設計・分析・評価方法 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/31 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント 東京都 会場
2025/7/31 プラスチック射出成形の可塑化工程に起因する成形不良と対策 オンライン
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/6 光硬化に用いられる光重合開始剤とその助剤の種類、選び方、使い方、暗所・深部・厚膜硬化、速硬化への対応 オンライン
2025/8/6 マイクロ・ナノプラスチックの体内侵入に脅かされる人類とその活路 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン
2025/8/7 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン
2025/8/7 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/8/7 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/8/7 プラスチック・ゴム成形におけるブリードアウトの発生メカニズムと防止対策 オンライン
2025/8/7 ポリウレタンの基礎知識と応用技術および高機能化 オンライン