技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本書は、ポリウレタンについて「原料と製品の需要と供給」「原料各論」「製品各論」の3章構成で日本のウレタン市場を分析し、まとめた1冊です。
ポリウレタンはウレタン結合を含む高分子化合物だが、ウレタン結合はポリイソシアネートとポリオールの重付加反応により合成される。ポリイソシアネート、ポリオールとも数多くの種類があり、この組み合わせによる応用領域の幅と深さは他の化学品にない大きな特徴である。
原料、製品とも市場規模が年間10万トン単位から数10トン単位まであり、応用領域は汎用樹脂・化学品からスペシャリティーポリマー・ファインケミカル製品まで広範囲にわたっている。原料、製品の種類、関連メーカーが多く、ポリウレタン市場の全体像をとらえることはかなり難しい業界である。
小社はシーエムシー出版の市場情報部門である、プラネット事業部が分離した会社で、プラネット事業部時代から長年ウレタンのテーマを追跡してきた。市場調査レポート「ポリウレタン原料・製品の総合調査」 (1997年) 、「新版ポリウレタン原料・製品の総合調査」 (2000年) 、「2005年版ポリウレタン原料・製品の総合分析」 (2005年) を発行、関連調査も多数実施した。本書は2005年版の改定版であるが官庁、業界団体のデータを徹底的に整理・分析し、業界取材で裏付けを取り、前記既刊書で得られなかった情報・業界統計等も数多く収録した。日本のウレタン関連市場は成熟しているが、アジア、とりわけ中国の発展が目覚しい。前回刊行から3年経たがこの間変化が著しい。中国は大増設が進行し、アジアの業界構造が大きく変化し、日本はこの影響を大きく受けている。本書の構成は可能な限り2005年版を踏襲し、変化を浮き彫りにした。
本書は3編から構成され、第1編は原料と製品の需要と供給を総括した。併せてアジアを中心とする原料の需給とその変化、 今後の展望を収録した。第2編は原料各論、第3編は製品各論で日本のウレタン市場を分析した。
ウレタンに関わる多くの方々のお役に立てると確信している。
本書の刊行に際し、多数の方々に取材等で多大なご協力をいただいた。紙上を借りて御礼申し上げる次第である。
2008年11月 シーエムシー・リサーチ 編集部
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/3/27 | ポリウレタンの基礎知識および応用展開と高機能化技術 | オンライン |
発行年月 | |
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2020/10/30 | ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術 |
2007/7/13 | 樹脂の硬化度・硬化挙動の測定と評価方法 |
2005/7/1 | ポリウレタン原料・製品の総合分析 |
2001/3/1 | 1,3-PDOを原料とするポリウレタン新技術の展開 |