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研究開発部門の人材・組織マネジメント術 特別セミナー

研究開発部門の人材・組織マネジメント術 特別セミナー

~利益を出す、勝ち続ける、人を動かす~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年4月25日(水) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 化学分野における開発の進め方
  • 組織作りのイメージ
  • イノベーション組織の作り方と事例
  • 研究開発部門のテーマ探索活動の新たな方法
  • 研究開発部門と実際の市場 (情報) を繋ぎ新たなニーズに繋げるシステム
  • 研究開発部門での実践的人材育成のあり方
  • 新規事業探索のために留意する要素
  • リーダー人材育成プロセスに関連した情報

プログラム

 講師のこれまでの経験やノウハウ、成功例・失敗例、あるべき姿、理想と現実など、主に「人」に焦点を充てた内容を講演いただくことにより、時代を繋ぐ人材・組織づくりを目的とします。
 今後も活躍していく技術者・研究開発者に向け、講演会を通じて「さらなる気づき」「ヒント」「ノウハウ」を修得いただき、事業戦略・勝つ組織づくりへと企業戦略など、強い研究開発・人材・組織へと広がる講演会になればと幸いに存じます。

第1部:イノベーションの創出

~中計の考え方、開発の進め方、探索組織の考え方、人財獲得・育成、実例~

(2018年4月25日 10:00〜11:20)

 化学分野における基礎研究から事業化までの研究開発トータルの進め方について、考え方を概説します。具体的には、テーマ探索の考え方、開発の進め方、開発に必要な人財獲得・育成、実例を含みます。

  1. 旭化成の概要
  2. 旭化成の中期経営計画の考え方
  3. 開発の具体的進め方
    1. 基礎
    2. 開発 (スケールアップと顧客評価)
    3. 事業化
  4. 探索組織の考え方
  5. 人財獲得・育成
  6. 実例
    • 質疑応答・名刺交換

第2部:イノベーターの見つけ方とイノベーション組織の作り方

(2018年4月25日 11:30〜12:50)

 技術開発が飽和した感のある昨今、現状を打破するためにも破壊的イノベーションを起こす人材が求められている。
 マネジメント社会においてイノベーターは眠っている。その潜在能力見つけ出す方法論を紹介し、イノベーターを集めた組織と場の事例を紹介する。

  1. 2種類の仕事
    • 課題優先型
    • 好奇心駆動型
  2. 2種類のイノベーション
    • 持続的イノベーション
    • 破壊的イノベーション
  3. イノベーターの見つけ方
    • イノベーターDNAテスト
    • MP5モデル
    • FFS理論
  4. イノベーション組織の作り方と事例
    • ハーマンモデル
    • 技術探索組織と技術活用組織
  5. 新しいオープンイノベーションの形
    • オープンイノベーション1.0
    • オープンイノベーション2.0
    • オープン・サービス・イノベーション
    • 質疑応答・名刺交換

第3部:市場密着型のテーマ探索とイノベーションを生み出す人材育成術

(2018年4月25日 13:40〜15:00)

 市場構造の大変革期に直面し、日本の企業は従来の中核事業をそのまま継続していくだけでは新たな発展は望めなくなってきた。
 価値のある新規事業を次々に生み出して行かなければならない。研究開発者も新たなテーマを探り成功のシナリオを描き実行していくことが求められる。市場の変化に直に触れ、潜在ニーズを探り、イノベーションを起こし続けられる研究開発者をどのように育成していくかについて、実例を交えて述べてみたい。

  1. 産業構造の大きな転換期
    1. あらゆる産業が大きな変革期を迎えている
    2. 企業発展のための新規事業創出の必要性
  2. 自社の戦略体系の理解
    1. 経営理念・ビジョンを理解し活動の方向を共通認識する
    2. 自社の強みの再発見 技術の強み、その他の強みを見つめ直す
  3. 研究開発者の新たな役割の認識
    1. MOT (マネジメントオブテクノロジー) の全体像を理解する
    2. 事業成功のシナリオを描きイノベーションを起こすことのできる人材
  4. いま必要な研究開発マネジメント
    1. 市場密着型のテーマ探索活動の考え方
    2. 研究開発者が実際に市場に触れて行うテクノマーケティング活動の実際
    3. 状況変化に素早く対応できるステージゲート的な運用と評価
  5. 勝ち続けるための研究開発者人材育成策
    1. 研究開発人材育成の考え方
    2. 新規事業を推進する技術リーダーの役割とその育成
    3. 集合教育と選抜育成策の活用法
    4. 研究開発プロジェクトでの実践育成 (修羅場の経験)
    5. テーマアイデアが提案できる仕組みと人材育成策
    6. 失敗を許容する自由な風土つくりのために
    • 質疑応答・名刺交換

第4部:IBMにおけるリーダー育成の考え方

(2018年4月25日 15:10〜16:30)

 「リーダー育成が重要である」と言われて否定する人はいません。では実際にはどのような仕組みで実行していますか?という問いには、クラスルーム研修とOJTという回答がもっとも多く聞かれます。
 IBMでは長年にわたり上記に加えて、経営や人事のプロセスの中に組み込まれた育成のフレームワークを運用してきました。その一端をご紹介することで、貴社のリーダー人材育成の参考になれば幸いです。

  1. IBMのリーダー育成に関わる人事のスタンス
  2. (グローバル) リーダー育成が求められる背景
  3. バーサタイリストという考え方
  4. リーダー育成のポリシー
  5. 後継者・次世代リーダー育成の仕組み
  6. リーダーシップ育成の年次サイクル
  7. 活用する情報
  8. 育成の研修プログラムの例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 加藤 仁一郎
    AJS株式会社 デジタルイノベーション事業部
    理事, 事業部長
  • 樋口 裕思
    北陸先端科学技術大学院大学
    産官学連携客員教授
  • 六車 忠裕
    T&M研究会
    代表
  • 河野 英太郎
    日本IBM株式会社 コラボレーション&タレントソリューション事業部

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 51,300円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 51,300円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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