技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器開発における臨床試験 (治験) の立案と実施

医療機器開発における臨床試験 (治験) の立案と実施

~医療機器の特徴を踏まえた試験計画の企画、効率的な体制構築と実施のポイント~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、国内臨床開発を適正に実施し、成功させるための必須知識となるGCP基準及びGCPに基づいた実施の体制構築と運用について解説いたします。

開催日

  • 2018年4月17日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医療機器臨床開発部門
  • 医療機器企画担当者
  • 医療機器の新規参入者

修得知識

  • 医療機器開発の基本的特徴
  • 医療機器GCPと関連する法規則の内容
  • 医療機器GCPに基づく臨床開発の準備と運用
  • 承認申請に向けての基本的な関連事項
  • 今後の動向 – 日本の規制基準改革と国際調和

プログラム

 新医療機器開発に関して、承認事項の一部変更を目的とするものが多く、臨床試験 (治験) の実施が必要とされることは多くない。
 医療ニーズの高い画期的な医療機器については、海外開発のものは海外臨床試験の成績が利用されることが多く、国内臨床試験を追う機会は限定されている。しかしこの限定された臨床試験は、高度の侵襲性を有する画期的な医療機器の開発には不可欠で、国内臨床試験により承認申請データを取集するにあたって、臨床試験の計画を適切に立案し、効率的な実施体制を整え基準GCP) を遵守して実施することは不可欠である。そのため臨床開発プロセスと試験実施計画の企画の在り方、組織体制 (システム) 構築と運用、GCP基準踏まえた国内での臨床開発を成功させるための基本知識の習得を狙う。

  1. 医療機器の臨床開発プロセスの特徴 (特殊性)
    • 性能試験等におけるPhase
    • 臨床試験におけるFeasibility Study/Pilot試験とPivotal試験
  2. 医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令 (以下、医療機器GCP) 及び
    • ガイダンスとの関連において留意すべき「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」 (以下、薬機法) 及び同規則
  3. 医療機器GCPの概要
    1. 医療機器GCP用語の解説
    2. 医療機器GCP省令・ガイダンスの内容
    3. 他の医薬品GCP (再生医療等製品を含む) との相違又は比較
    4. 米国・欧州などの医療機器GCP等規制要件
    5. 医療機器GCPの要求事項
    6. 必須文書および記録の作成
    7. 医療機器GCP実地調査、医療機器GCP適合性書面調査
    8. 治験中の不具合、感染症等の報告
    9. GCP信頼性確保
  4. 治験の準備、依頼、運営・管理の要件:いかに効率的に構築し運営又は管理を行うか
    1. 人員 (スタッフ) 、設備
    2. 手順書
    3. 治験実施計画書、治験機器概要書
    4. 総括報告書
    5. 申請書概要 (STED) 等
  5. まとめ:的確な薬事申請に向けての治験の計画と実施 (依頼を含む) に向けて
  6. 文献
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/25 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/4/25 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/4/25 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/4/25 欧州医療機器規制MDR (Medical Device Regulation) セミナー オンライン
2024/4/26 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/4/26 ICH M7ガイドラインに則ったニトロソアミン類不純物の評価・管理に関する最新動向と当局の考え方 オンライン
2024/5/7 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/8 CIOMSおよび治験文書 (プロトコール、CSR、CTD等) 英訳のポイントとQCチェック オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 ICH M7ガイドラインに則ったニトロソアミン類不純物の評価・管理に関する最新動向と当局の考え方 オンライン
2024/5/13 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/5/14 入門者のための基本から学ぶGMP オンライン
2024/5/15 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)