改正バリデーション基準に対応した洗浄バリデーションの実施法 (入門)
~リスク分析に基づいた残留許容値設定の最新の手法~
東京都 開催
会場 開催
開催日
-
2018年3月22日(木) 10時30分
~
16時30分
修得知識
- 洗浄バリデーションにおける具体的なリスク分析の実施法
- 許容限度値設定の最新の考え方
- 10ppm基準の見直し、毒性学的データを考慮した設定の根拠
- リスク分析による残留許容基準値の設定
- 洗浄法の最適化
プログラム
改正バリデーション基準では、品質リスクを明確に意識した上で、品質リスクに応じてバリデーションの対象、検討対象項目、及び検討範囲等を選択した科学的な根拠及び判断等に基づく対応が求められています。洗浄バリデーションの目的は、洗浄法の最適化ではなく、洗浄法の妥当性を確認することです。洗浄法の最適化は、リスクマネジメントの一環/結果で実現できる。洗浄バリデーションでは、あらゆるワーストケースを推定し、議論を重ねたうえで実施手順を作成し、許容限度値を正確に定量できる分析法を開発し、洗浄効果が期待される基準に達していることを明確にする必要があります。現在、多くの工場では洗浄許容基準値として、0.1%基準、10ppm基準及び目視基準が採用されているが、毒性学的データを考慮しておらず、洗浄許容基準値として制限が不十分である場合があります。
そこで本講演では、毒性学的安全許容基準値及び10ppm基準の問題点等についても解説します。
- CIP関連設備設計のポイント
- 洗浄バリデーションの留意事項
- 洗浄バリデーションの実施手順
- 設計時適格性の評価
- 据付時適格性 (IQ) のポイント
- 運転時適格性評価 (OQ) のポイント
- 稼働性能適格性評価 (PQ) のポイント
- 残留許容基準値の設定に関する最新の考え方
- 分析法とサンプリング
- CIPにおけるリスクマネジメント
- 許容残留値設定に際して留意すること
- 各国ガイドランにおける残留許容基準値の決め方
- 毒性学的データを考慮した洗浄許容基準値
- 洗浄シミュレーション
- 目視基準と10ppm基準・0.1%投与量基準の比較
- 医薬品製造所における洗浄バリデーション事例
- 不適切なバリデーションによりロットアウトになったケース
講師
人見 英明 氏
合同会社 ヒトミライフサイエンス研究所
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
:
45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。