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未来洞察手法 ワークショップ

価値づくり特集セミナー

未来洞察手法 ワークショップ

~起き得る将来を洞察し、事業創発、製品開発にいかすために~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年2月27日(火) 13時00分 16時30分

プログラム

 中期の未来 (10年先程度) を見越した技術や商品の開発は、技術開発ロードマップ上では短すぎ、また経営戦略上では長過ぎ、ちょうど両者の狭間にはいって取扱いが難しいテーマである。そのようなときに、未来シナリオの考え方を組み合わせた戦略意思決定が有用である。
 本講座ではそのような手法の1つであるスキャニング手法を用いた未来洞察を体験を通じて学ぶことを目的とする。

解説

  1. はじめに
    1. 講師の自己紹介
    2. ビジネスにおけるシナリオ手法の活用 ~シナリオとは何か?~
  2. 様々な未来予測の方法
    1. ForecastとForesight
    2. 歴史や事例を参考にする
    3. 均衡点のメカニズムを見つけ出す
    4. 重回帰分析
    5. 外挿法 (差分に着目する方法)
    6. FACT (事実) 、FAITH (仮説) 、FEAR (外部性・不確実性)
    7. インサイド・アウト発想 (Forecast) とアウトサイド・イン発想 (Foresight)
    8. 洞察問題 (Insight Problem) とは?
  3. 未来洞察の論理構造
    1. 「知らない」ことすら知らない状況
      1. 福島第一原子力発電所事故
      2. 中国温州市鉄道衝突脱線事故
    2. シナリオの種類
      1. 供給者ドメインの「イシュー」シナリオ
        1. 技術ロードマップ法
        2. デルファイ法
      2. 社会変化のシナリオ
        1. SEPTEmber分析法、あるいはPEST分析法
        2. KJ法
      3. 未来シナリオ
  4. スキャニング手法1
    1. スキャニング手法とは?
    2. スキャニング・マテリアル2
      1. スキャニング・マテリアルの構成
      2. スキャニング・マテリアルの使い方
      3. スキャニング・マテリアルの作り方と情報源
  5. インパクトダイナミクスによるアイデア作成
    1. 帰納の定義と種類
    2. 「帰納」的発想を使う2つのステップ
    3. 様々な「帰納」的情報集約手法
    4. 分析と構成
    5. 「構成」と「前方推論」

体験ワークショップ

  1. スキャニング手法1の体験
  2. インパクトダイナミクス体験

1 スキャニング手法

  • 1960年代にスタンフォード・リサーチ・インスティテュート (SRI) が開発した手法。 「未来」をロジカルな推察から導き出されるものとは違う非連続的なものだと捉え、将来起こり得る変化の兆しとなりそうな情報を収集・吟味することで想定外の「未来」の可能性を推察する。

2 スキャニングマテリアル

既存のトレンドや業界潮流とは異なり、かつ業界全体や生活者へのインパクトが強いと思われる世界中にある未来観 (ニュース、視点) を収集し、コメントを加えたもの。

講師

  • 鷲田 祐一
    一橋大学 大学院 商学研究科
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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