技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

動物用医薬品における開発・申請と今後のマーケティング戦略

動物用医薬品における開発・申請と今後のマーケティング戦略

~動物薬業界への成功のための主要要件とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月17日(木) 12時30分16時30分

プログラム

第1部:動物用医薬品開発・申請の流れとポイント

 ペット (犬、猫) 用、畜産動物 (豚、牛、鶏) 用および水産用医薬品 (生物学的製剤、抗菌性製剤、一般医薬品) の製造販売承認申請から承認までの流れおよび申請に必要な添付資料について整理し、その注意点について解説する。製品開発は、承認までのスピードが最重要であるが、計画段階から市販後の売れ行きにつながるように心がけることも必要である。
 本講演は、承認申請について基礎的な知識ばかりでなく、当局の審査および承認後の売上を見据えた開発計画を習得できることを目的としている。

  1. 開発製品の選定要素と順位
  2. 動物用医薬品の製造承認の流れ
  3. 農水省、厚労省、食品安全委員会での審議、指摘対応
  4. 対象動物毎あるいは製剤毎の添付資料の種類、具体的内容、作成上の注意点
  5. 申請に関連する省令、指針およびガイドライン
  6. GMP, GLP, GCPについて
  7. 再審査について
  8. 参考資料
    • 質疑応答

第2部:動物用医薬品における市場動向とマーケティング戦略

 日本の動物用医薬品市場は、それを構成する様々な要素で大きな変動が起きています。例えば、「小動物市場における犬、猫の飼育数」・「畜産領域におけるTTPの合意に伴う自由貿易圏の拡大」「外資系動物用医薬品メーカーの統合」「流通領域における動薬卸の役割の変容」「インターネットの負普及に伴う情報化社会」等を背景に、動物用医薬品市場の最近の動向の概要をアップデート致します。
 一方、市場の構成要素の変動に対応する効果的なマーケティング戦略の構築と実践が動物用医薬品市場に関わる企業に求められています。小動物の動物用医薬品市場におけるマーケティング戦略の構造を紹介するとともに、効果的な戦略策定プロセスを紹介いたします。

  1. 動物用医薬品の市場動向
    1. 飼養 /飼育戸数 と頭数の推移
      1. 家畜の飼養戸数と頭数の推移
      2. 犬・猫の飼育戸数と頭数の推移
      3. その他の要素 の推移
    2. 動物用医薬品市場の推移
    3. 動物用医薬品 の流通領域における変化
  2. 動物用医薬品のマーケティング戦略:小動物獣医領域において
    1. マーケティングの役割
    2. 開発段階でのマーケティング機能
    3. 市場調査・市場分析
    4. SWOT 分析
    5. マーケティング戦略策定
      1. セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング
      2. マーケティング目標・販売目標・財務目標
      3. 製品戦略・価格戦略・流通戦略
      4. コミュニケーション戦略
    6. 成功への主要要件 (CSF)
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/27 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/8/28 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/8/29 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/8/29 いまなら間に合う医薬品開発・臨床QMSの常識 東京都 会場
2025/8/29 信頼性基準適用試験の信頼性保証担当者・監査担当者・QC担当者養成セミナー オンライン
2025/8/29 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/8/29 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/8/29 医療関係者に響くプレゼン術 速習編 東京都 オンライン
2025/9/1 バイオ・抗体医薬品 品質管理のポイントと具体的なトラブル対策 オンライン
2025/9/3 中小規模組織での品質リスクマネジメント (QRM) の運用 オンライン
2025/9/8 医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定 オンライン
2025/9/8 CSV/DI対応を踏まえた医薬品GMP分野におけるITシステム (MES/LIMS/CDS等) 構築の要点 オンライン
2025/9/8 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/9/8 低分子・高分子の高活性物質を扱う共用設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/9/9 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2025/9/10 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/9/10 今「選ばれる」化粧品を生み出すためのブランド構築と売上拡大を狙う最新マーケティング戦略 オンライン
2025/9/10 ファージセラピーと臨床応用 : バクテリオファージを用いた医薬品の開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/9/11 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/9/12 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)