技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
医薬品の品質は、開発過程の臨床試験等で検討・確認された有効性・安全性・安定性を基本要件とする製品特性に基づいて設定される。また、GMPに基づいて製造段階で製品品質を適切に管理するためには、製品特性が保証できる規格 (工程試験及び出荷試験) を設定する。
このため、試験検査室管理における当局査察の重大指摘には、逸脱対応でOOS (out-of-specification) の処置が適切に行なわれていないという指摘が多い。
この指摘の前提は、医薬品の品質試験結果 (データ) は、バリデートされた試験法で得られるものの必ずバラツキがあり、当局が製造承認審査を行う上では、試験法の誤差が原因で生じる判定の誤りの確率が、当該医薬品のライフサイクルの全域において容認される程度かどうかが科学的に立証されているかに基づいて判断されたからと考えられる。
本セミナーでは、製造工程での生産能力の把握と分析法バリデーションの結果からどのように規格を設定すべきかを理解するとともに、規格を逸脱した場合の試験室のハンドリング並びに品質システムでの運用をFDAのガイダンスに基づいて学んでいきます。
また、規格とは別にトレンド分析から設定した品質をモニタリングする上での許容範囲幅をアラームレベルとして設定することは、製造工程並びに試験室でのシステムにおける重篤な異常を前もって予測するものに繋がります。
欧米での査察においては、このOOT (out-of-trend) もOOSと同じように重要なものとしてチェックされますので、品質照査・トレンド分析に基づいた通常値管理の必要性も併せて解説いたします。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/7/3 | 製造所における無通告査察に対応したデータインテグリティーの準備・強化の具体的なポイント | オンライン | |
2025/7/3 | 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 | オンライン | |
2025/7/3 | GMP監査・無通告査察実施時の対応ポイントとQA・QCの各対応 | オンライン | |
2025/7/3 | HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング | オンライン | |
2025/7/3 | ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 | オンライン | |
2025/7/4 | 製薬用水入門講座 | オンライン | |
2025/7/4 | 振動分光法による医薬品原料の全数受入確認試験の事例およびPAT技術による製剤設計・工程設計の実践 | オンライン | |
2025/7/4 | ICH Q3D/元素不純物分析試験法設定及びバリデーション方法 | オンライン | |
2025/7/7 | 医薬品売上予測でのExcel活用テクニック | オンライン | |
2025/7/7 | 医薬品/医療機器/再生医療等製品の開発に必要なGCP要求事項とSOPのライティング・維持管理 | オンライン | |
2025/7/7 | 原薬製造のプロセスバリデーション実務・不具合事例 | オンライン | |
2025/7/8 | 医薬品製造におけるPDE (ADE) ・OELの算出とその活用 | オンライン | |
2025/7/8 | 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント | オンライン | |
2025/7/8 | 非GLP試験における信頼性確保 (レベル) | オンライン | |
2025/7/8 | DMF/モジュール3 (M3) CTD各ファイルの書き方と事例 | オンライン | |
2025/7/8 | ADCのリンカー結合・修飾技術と製造時の特許リスク対応 | オンライン | |
2025/7/9 | 相分離生物学入門 | オンライン | |
2025/7/9 | 経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法 | オンライン | |
2025/7/10 | 難水溶性薬物のための製剤技術の理論と実際 | オンライン | |
2025/7/10 | 医療機器開発から製造販売承認申請におけるメディカルライティングテクニック | オンライン |