技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日米欧の医療機器ソフトウェアの設計開発プロセスと市販許可申請の実践ノウハウ

日米欧の医療機器ソフトウェアの設計開発プロセスと市販許可申請の実践ノウハウ

~FDA、IEC62366、ISO14971、改正薬事法 (新QMS省令) への適切な対応方法~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年11月28日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医療機器に関連する技術者、開発者、担当者

適用ソフトウェア

  • 医療機器のコンポーネント、部品、付属品として使用されるソフトウェア
  • それ自体が医療機器であるソフトウェア
    • 血液事業者向けソフトウェアなど
  • 機器の製造に使用されるソフトウェア
    • 製造装置のプログラム可能なロジックコントローラなど
  • 機器製造業者用品質システムの履行に用いられるソフトウェア
    • 例:機器の履歴を記録、メンテナンスするソフトウェア

修得知識

  • 欧米の医療機器ソフトウェアの規制概要
  • 医療機器の設計開発プロセス
  • 医療機器ソフトウェアの設計開発プロセス
    • 医療機器SWの設計開発プロセスとRM
    • IEC62304の解説
    • GPSV (General Principles of Software Validation ) の解説
    • Cyber security for OTS Softwareの解説
    • Content of Pre-market Submissionsの解説
    • Off-the-Shelf Software の解説
    • IEC62366の解説
    • IEC60601-1箇条14 (PEMS) の解説
  • 欧米のソフトウェアを含む医療機器の市販許可申請書の作成方法
  • 日本の改正薬事法におけるプログラム医療機器の規制

プログラム

 医療機器ソフトウェアを欧米に製造販売するためには、医療機器及び医療機器ソフトウェアの設計開発プロセスにISO13485、QSR、ISO14971、IEC62304、4本のFDAガイダンス (GPSV、Cyber Security、Pre-Market、OTS) 、IEC62366 (ユーザビリティ規格) 、PEMS (IEC60601-1の箇条14) への適合は最低限必要である。設計開発プロセスにおいてこれらの規格やガイダンスをどのような手順で適用すべきかを個々の規格やガイダンスごとに具体的事例を挙げて解説を行う。また、市販許可申請書及び申請書に添付する医療機器ソフトウェアのエビデンスの具体的な作成方法について解説を行う。
 また、日本においてもH26年11月25日から施行される改正薬事法 (医薬品医療機器等法) により単体プログラム (単体ソフトウェア) に薬事規制がかけられる。日本の単体プログラムの規制対象及びその規制内容について解説を行う。
※11月25日施行開始の改正薬事法は、現在、厚生労働省から規制の詳細が通知等で順次公示されている。本セミナーではこれらの最新情報をもとに規制の詳細を解説する。

  1. 欧米の医療機器ソフトウェアの規制概要
    • 医療機器SWの分類
    • 医療機器SW規制の考え方
    • 医療機器SWの設計開発に適用すべき規格とガイダンス
  2. 医療機器の設計開発プロセス
    • ISO13485/QSRベースの医療機器の設計開発プロセス
    • 医療機器の設計開発プロセスとRMプロセス
  3. 医療機器ソフトウェアの設計開発プロセス
    • 医療機器SWの設計開発プロセスとRM
    • IEC62304の解説
    • GPSV (General Principles of Software Validation ) の解説
    • Cyber security for OTS Softwareの解説
    • Content of Pre-market Submissionsの解説
    • Off-the-Shelf Software の解説
    • IEC62366の解説
    • IEC60601-1箇条14 (PEMS) の解説
  4. 欧米のソフトウェアを含む医療機器の市販許可申請書の作成方法
    • SWを含む医療機器のクラス分類と規制内容
    • SWを含む医療機器の市販許可申請書のまとめ方制
  5. 日本の改正薬事法におけるプログラム医療機器の規制
    • プログラム医療機器の法的整備
    • 規制対象のプログラム医療機器
    • プログラム医療機器の一般的名称と認証基準
    • プログラム医療機器の設計開発プロセス
    • プログラム医療機器の市販許可申請
    • プログラム医療機器の登録対象の製造所の範囲とQMS調査方法
    • プログラム医療機器の販売業の取扱い
    • プログラム医療機器の法定表示と添付文書の取扱い
    • 組込型プログラムの規制
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 鴛田 栄二
    シンクハード・コンサルティング
    日米欧医療機器規制エキスパート

会場

連合会館

5F 502

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2021/2/1 ISO13485:2016対応 QMSひな形集一式
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策計画書 (サイト毎)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書