技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

3極局方をふまえたQCのための微生物試験・バリデーションと 微生物試験管理/逸脱判定・OOS対処法・再試験対応

3極局方をふまえたQCのための微生物試験・バリデーションと 微生物試験管理/逸脱判定・OOS対処法・再試験対応

~無菌医薬品に対するPIC/S-GMPとJGMP基準の比較~
東京都 開催 会場 開催

以下、3極局方・PIC/S対応の微生物試験・管理コースセミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

概要

本セミナーでは、微生物汚染防止と微生物試験の逸脱判定・再試験・日常管理について基礎から解説いたします。

開催日

  • 2013年8月22日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品製造・製薬における微生物管理の担当者、管理者
  • 医薬品製造・製薬における微生物試験の逸脱判定・再試験・日常管理に関連する担当者
  • 医薬品の技術者、品質管理担当者

修得知識

  • 3極局方における微生物管理の要求差異
  • 微生物迅速検出法の基礎
  • 微生物迅速検出法における規定
  • PIC/S GMPにおける微生物管理基準の詳細と比較、相違点

プログラム

 医薬品の品質確保として、国内的には省令GMP,GQP基準に適合が必須であり、国際的にはICH-Q6Aガイドラインに従って、徹底的な品質特性の解析とGMP遵守が求められる。更に、PIC/S-GMPの導入により、GMP基準の調和と査察手法の国際的な統一化が図られようとしている。医薬品をグローバルに提供するためにも、無菌又は非無菌医薬品を問わず、製造のプロセス及び製品自体に対して、医薬品の特性からみて、微生物汚染防止の厳しい実施とその高度な管理体制が国際的に今求められようとしている。  本ゼミでは、医薬品の微生物管理について、3極局方を踏まえ、基礎から分かり易く解説する。

  1. 微生物試験の国際調和の動向
  2. 微生物管理業務一般
    • 微生物限度試験
    • 生菌数試験並びに実施手順
    • 無菌試験並びに実施手順
    • 微生物管理および保管法
  3. 検出微生物の同定法概要 (基本法)
    • 細菌の階層分類法
    • 真菌の同定における留意事項
  4. 微生物の生死菌判別技術の動向
    • 非培養法
    • 細胞成長顕微解析法
    • マイクロコロニー法 等
  5. 損傷細菌 (Viable but not-culturable cell) の復元
    • 培養法と非培養法による測定
    • 製造用水中の培地の種類による検出菌数の差異
  6. 微生物迅速定量法
    • 全菌数測定法 (核酸蛍光染色)
    • 活性染色法 (CFDA,CTC法)
    • 微生物迅速定量法の留意点
  7. 微生物汚染防止対応
    • 無菌製剤の製造環境
    • 非無菌製剤の製造環境
    • 原料・資材関係
    • 製造 (製薬・製剤) 用水
    • 製造環境及び環境モニタリング
  8. 微生物試験精度と品質保証
    • OOSとCAPA
    • 検査設備と微生物の取扱い
    • サンプリング法と供給量
    • 試験検査室の環境微生物の評価
    • パラメトリックリリースの動向
  9. 微生物試験法のバリデーションと留意点
    • 無菌試験と無菌性保証のバリデーション
    • 微生物試験法のバリデーション
    • 試験検査に関する設備及び器具の点検整備
  10. クリーンルームの日常管理と問題点並びに異常時発生時の対応
  11. 微生物汚染トラブル事例について
  12. 無菌医薬品に対するPIC/S-GMPとJGMP基準の比較
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 河田 茂雄
    特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター (NPO-QAセンター)
    相談役

会場

大田区産業プラザ PiO

6F C会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/28 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/8/28 機械加工設備内におけるバイオフィルムの除去・対策・評価のポイント オンライン
2025/8/28 医薬品開発のための非臨床試験 オンライン
2025/8/28 医薬品業界で働く人のためのマーケティング入門 オンライン
2025/8/28 事業を成功に導く、グローバル特許戦略の策定方法 東京都 オンライン
2025/8/29 医薬品特許調査の効率的手法とその検索式事例 オンライン
2025/8/29 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/8/29 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2025/8/29 いまなら間に合う医薬品開発・臨床QMSの常識 東京都 会場
2025/8/29 信頼性基準適用試験の信頼性保証担当者・監査担当者・QC担当者養成セミナー オンライン
2025/8/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座 オンライン
2025/8/29 海外製造所への製造委託とCTD作成における留意点 オンライン
2025/8/29 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/8/29 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/8/29 体外診断用医薬品 (診断薬) の市場動向をふまえたマーケティング戦略 オンライン
2025/8/29 医薬品開発のための非臨床試験 オンライン
2025/8/29 医療関係者に響くプレゼン術 速習編 東京都 オンライン
2025/9/1 バイオ・抗体医薬品 品質管理のポイントと具体的なトラブル対策 オンライン
2025/9/1 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2025/9/1 体外診断用医薬品 (診断薬) の市場動向をふまえたマーケティング戦略 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎