技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方

病院業務を見直す①法律編

患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方

~通常行っていることが正しいとは限らない!改めて振り返り考えてみよう~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年2月1日(金) 14時00分17時00分

受講対象者

  • 病院・医療機関の経営者、管理者

修得知識

  • 患者情報、医療情報の取り扱い方

プログラム

 患者情報は高度のプライバシーに属するとともに、個人情報として保護の対象となる。患者情報が漏洩したり、守秘義務に反して不用意に患者情報を漏らした場合には、法的な損害賠償請求の対象ともなり得る。患者情報管理の注意点とリスク管理について、実例を中心に法的観点から解説する。
 医事紛争が発生した場合の最重要証拠として位置づけられている診療記録については、実際に行った説明や診療行為であっても、診療記録に記載がなければ「行わなかった」と認定される可能性が高いといえる。医事紛争を多数扱う法律家の観点から、望ましい診療記録のあり方について、実例をもとに具体的に紹介する。

  1. 医療機関の個人情報取扱いガイドライン
  2. 患者情報漏洩の実例と対策
  3. 医療者の守秘義務と関連実例・対策
  4. 個人情報保護とカルテ開示の関係
  5. 診療記録記載の目的と法律
  6. 診療録にまつわる諸問題
    1. 不存在
    2. 偽造・変造
    3. 患者の要望による虚偽記載
    4. 複数の記載内容の齟齬
    5. 不十分な記載
    6. 不明確な意味内容
    7. 訴訟における主張との齟齬
  7. 様々な説明義務
  8. 説明内容の記録化
  9. 診療記録と個人情報保護
  10. 質疑応答

講師

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 31,500円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 26,250円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/22 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2025/12/22 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/12/22 品質管理の基礎 (3) オンライン
2025/12/22 医薬品製造の品質強化に向けたヒューマンエラーの予防対策 オンライン
2026/1/8 火力発電ボイラの耐熱材料トラブルと寿命予測 東京都 会場・オンライン
2026/1/13 異常検知への生成AI、AIエージェント導入と活用の仕方 オンライン
2026/1/13 外観検査の自動化技術とシステムの構築 オンライン
2026/1/13 品質管理の基礎 (4) オンライン
2026/1/14 デジタルで進化する4M管理 オンライン
2026/1/15 デジタルで進化する4M管理 オンライン
2026/1/15 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2026/1/16 設計業務の「ムリ・ムダ・ムラ」解消による人手不足解決方法 オンライン
2026/1/16 ICH (Q1) をふまえた開発段階の安定性試験実施と試験結果からの有効期間の設定 オンライン
2026/1/16 積層セラミックコンデンサの故障メカニズム、解析事例と品質向上 オンライン
2026/1/16 外観検査の効果的で効率的な進め方と実践ノウハウ オンライン
2026/1/19 ウィスカに関する故障理論と故障メカニズム・対策 東京都 会場・オンライン
2026/1/19 外観検査の効果的で効率的な進め方と実践ノウハウ オンライン
2026/1/21 医薬品製造のQC/QA業務に使用できるクラウドの導入とバリデーション オンライン
2026/1/21 利益損失を防ぐ自社と顧客の経済的リスクを根拠にした「安全係数と検査基準・規格値」決定法 オンライン
2026/1/22 異常検知への生成AI、AIエージェント導入と活用の仕方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/30 AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
2023/6/30 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/1/31 ヒューマンエラー対策 事例集
2006/3/10 信頼性抜取り試験・加速試験とデータ解析
1998/6/15 電子機器・部品の複合加速試験と信頼性評価技術
1993/4/1 はんだ接続の高信頼性化技術とその評価
1992/11/11 VLSI試験/故障解析技術
1988/2/1 半導体の故障モードと加速試験
1987/8/1 機構部品の故障現象と加速試験
1985/10/1 電子部品・電子装置の環境信頼性試験