技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

研究開発テーマ、新規事業創出のためのコア技術の棚卸とその応用展開

研究開発テーマ、新規事業創出のためのコア技術の棚卸とその応用展開

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年3月10日(火) 11時00分 16時30分

プログラム

第1講 「自社技術の棚卸しと技術的強みの評価・見極め」

(2015年3月10日 11:00〜12:30)

 技術的強みとは、それを活かす用途・市場があってこその強みです。よく、自社の技術に強みはないと言われる技術者がおられますが、これは、長年同一業界しか見てこなかったために思考が袋小路に入った状態といえます。自社技術を異なる業界の用途に転用することで、この異業界で新たな効能を生み出し、それによって新規事業を生み出すケースもあるのです。この異なる業界に転用できる要素技術こそが技術的強みです。
 本講座では、自社の技術を“正当”に評価するために、袋小路に入った思考を解き放つ新たな視点と考え方を提供します。

  • 強みを評価するための自社技術棚卸
  • コア技術と基盤技術の定義付けと評価
  • 効能と価格 (コスト) を基軸とした評価モデル
  • 転用の可能性を見出すための技術的強みの視点変更と市場機会の抽出
  • 強みとなりうる効能
  • 市場機会の評価とそのための人材育成

第2講 「自社保有のコア技術の見極めとその評価法」

(2015年3月10日 13:15〜14:45)

新規テーマ、新事業創出のためのコア技術の見極めの仕方、評価の方法を解説する。さらに、コア技術の強みを生かし、次の差別化技術に進化させることで、新しい要素技術を生み出すプロセスについて説明する。

  • コア技術とその進化
  • コア技術の見極めと評価
  • 新規テーマ、新規事業創出のための技術資産の活用
  • コア技術を活用した新分野への展開
  • コア技術戦略の実施

第3講 「新事業創出のためのコア技術の管理と応用の仕方」

(2015年3月10日 15:00〜16:30)

自社のコア技術が正しく捉えられ、また可視化できるように管理されているか。自問自答をしてみることが重要である。単に自事業部門だけで活用されているようでは、コア技術が活用されているとは言えない。開発した技術者としても、全社で、そのコア技術が活用されることこそ最大の名誉である。また会社にとってもコア技術を活用し成長することが可能になる。部門間のサイロメンタリティーを破壊できるような管理の仕組みを確立することが重要になる。グローバル企業で成功しているスリーエム社のコア技術管理手法を紹介する。

  • 自社のコア技術を正しく捉え、認知しているか。
  • その技術を会社はどのようにとらえ、管理しているか。
  • 技術者が、そのコア技術を自由に自部門の開発に活用できる体制はあるか。
  • 新規のコア技術を育て、評価していく仕組みがあるか。
  • 技術者が、自社のコア技術をシェアでき、学ぶことができるか。
  • 自部門のお客様への新製品開発へどのように活用していくか。

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/21 Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 オンライン
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/21 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 技術者・研究者のための競合情報・市場情報の収集方法 オンライン
2024/5/23 新規事業を自走する組織に必要な10の観点とは オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/5/24 研究開発のための技術ロードマップの作成・活用法と策定事例 オンライン
2024/5/27 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/5/28 R&D部門の研究・実験データのExcelにおける効果的な蓄積・分析技術 オンライン
2024/5/29 技術者、研究者のための実践的なタイムマネジメント (時間管理) オンライン
2024/5/30 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 オンライン
2024/6/3 不確実性を価値創造に変える衆知錬成の「意思決定」 オンライン
2024/6/4 ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方 オンライン
2024/6/5 生成AIと自社データの連携によるアイデア創出と研究プロセスの変革 オンライン
2024/6/5 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/6/5 研究開発のための技術ロードマップの作成・活用法と策定事例 オンライン
2024/6/6 自社の強みを活かした開発マーケティング実践講座 オンライン
2024/6/7 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2012/2/27 2012年度介護報酬改定の徹底分析と戦略
2012/1/22 看護師の確保・定着体制の構築
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会
2005/7/28 ビジネス力養成講座