技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断薬の海外市場を踏まえたマーケティング戦略策定

体外診断薬の海外市場を踏まえたマーケティング戦略策定

~薬事申請戦略と保険償還側のエビデンス要求をいかに整合させるか、強固な国際販売網をいかに構築するか、そしてLDTの規制動向といった未来の市場を形成するトレンドをいかに予測し対応するか~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品事業分野に参入する企業を対象に、海外展開を成功に導くための効果的な市場参入のロードマップを策定するための知見を提供いたします。

配信期間

  • 2026年2月13日(金) 12時30分2026年2月24日(火) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年2月20日(金) 16時30分

修得知識

  • グローバル市場の分析と優先順位付け
  • 主要な薬事承認プロセスの理解
  • 保険償還を見据えたエビデンス戦略の構築
  • 国際販売チャネル管理の習得
  • 主要な事業リスクの軽減
  • 将来のトレンド予測と戦略立案の考え方

プログラム

 2030年までに1,500億ドルを超えると予測される世界の体外診断薬 (IVD) 市場は、日本の製造業者にとって巨大な成長機会を提供することを意味する。しかし、複雑に絡み合う各国の薬事規制、償還制度、そして商流チャネルを乗り越えることは、この成長ポテンシャルを現実のものにする上での最大の挑戦であり課題である。
 本セミナーは、日本の体外診断用医薬品の企業でこれから海外展開を考えている企業はもとより、異業種分野における体外診断用医薬品事業分野に参入する企業を対象に、海外展開を成功に導くための効果的な市場参入のロードマップを策定するための知見を提供する。
 本セミナーでは、理論に留まらず、主要市場である米国、欧州の現実的な要求事項を分析し、実行可能な戦略へと落とし込む。
 このことにより、薬事申請戦略と保険償還側のエビデンス要求をいかに整合させるか、強固な国際販売網をいかに構築するか、そしてLDTの規制動向といった未来の市場を形成するトレンドをいかに予測し対応するかの知見を得ることが可能となる。

  1. グローバルIVD市場の概況と戦略的必須事項
    1. グローバル展開の論理的根拠
    2. グローバル市場概況:定量的分析
      • 市場規模と成長性
      • 主要な市場ドライバー
      • 市場セグメント分析
    3. 地域別詳細分析:機会とリスクの特定
      • 北米 (主に米国)
      • 欧州
      • アジア太平洋 (特に中国)
    4. IVDに特有のグローバル化における課題
  2. 薬事規制の迷宮を乗り越える:主要市場の比較分析
    1. 基本原則:リスク分類と品質マネジメントシステム (QMS)
      • リスク分類の比較
      • QMSの中心的な役割
    2. 米国:FDAの市販化承認プロセス
      • 市販前届出 (Premarket Notification, 510 (k) )
      • 市販前承認 (Premarket Approval, PMA)
      • De Novo分類申請
      • 戦略的なFDAとの対話:Q – Submissionプログラム
    3. 欧州:体外診断用医療機器規則 (IVDR 2017/746)
      • IVDDからIVDRへの主要な変更点
      • 技術文書 (Technical Documentation, Annex II & III)
      • 性能評価 (Performance Evaluation, Annex XIII)
      • 市販後調査 (PMS) と市販後性能フォローアップ (PMPF)
    4. 日本と中国:アジアの主要な規制フレームワーク
      • 日本 (MHLW/PMDA)
      • 中国 (NMPA)
  3. 市場アクセスを確保する:償還制度と医療システム
    1. 診断薬の経済学:薬事承認の先へ
    2. 償還モデルの比較
      • 米国
      • 欧州 (ドイツ、フランスを例に)
      • 中国
    3. 支払機関向けエビデンスパッケージの構築
  4. 成功への市場投入戦略の策定
    1. 市場参入戦略
    2. 国際販売チャネルの構築と管理
    3. グローバルな顧客層に合わせたマーケティングミックスの調整
    4. 事業運営の準備と代理店契約チェックリスト
  5. 先進的トピックと将来展望
    1. LDT規制環境
    2. IVDの未来を形作る主要技術トレンド
    3. 戦略的統合:持続可能なグローバル成長に向けて
    • 質疑応答

講師

  • 笹嶋 政昭
    笹嶋グローバルコンサルティング
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年2月13日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/5 滅菌バリデーションにおける無菌性保証レベルをふまえたバイオバーデン管理とBI菌種の選定根拠・D値情報 オンライン
2026/1/6 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2026/1/8 RMP (リスク管理計画) ・リスク最小化活動の適時適切な検証・更新とRWD活用スキル オンライン
2026/1/9 戦略的なターゲットプロダクトプロファイル (TPP) 策定プロセスと競争環境および規制要件を見据えた差別化戦略の構築方法 オンライン
2026/1/9 デザイン経営が導く成長戦略 ブランド力×デザインマネジメントで技術を売れる価値に オンライン
2026/1/13 バイオ医薬品CMC「新規モダリティ・品質審査」「CTD作成/生成AI・ICH M4Q(R2)対応」全2コース オンライン
2026/1/13 バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事・CTD作成の留意点 オンライン
2026/1/14 体外診断用医薬品のアメリカ進出のための最新規制対応と事業戦略策定 オンライン
2026/1/15 体外診断用医薬品のアメリカ進出のための最新規制対応と事業戦略策定 オンライン
2026/1/19 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編 & 実践編) オンライン
2026/1/19 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編) オンライン
2026/1/19 英国医療機器UKCA規制セミナー オンライン
2026/1/21 医療機器の生物学的安全性試験の基礎をふまえた各国規制比較と試験実施/評価 オンライン
2026/1/21 医療機器開発薬事・承認申請書類作成の基礎セミナー オンライン
2026/1/22 医療機器QMSで有効な統計的手法とサンプルサイズ決定 オンライン
2026/1/22 FDA査察対応セミナー オンライン
2026/1/22 英国医療機器UKCA規制セミナー オンライン
2026/1/22 インドの医療機器法制の現状と日系企業の進出・運営における留意点 オンライン
2026/1/22 GVP省令に準拠した医療機器の市販後安全管理活動の実務理解と責務 オンライン
2026/1/23 インドの医療機器法制の現状と日系企業の進出・運営における留意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/1 メディカルバイオニクス(人工臓器) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)