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医薬品開発における薬物動態研究およびトランスレーショナルリサーチ概論

医薬品開発における薬物動態研究およびトランスレーショナルリサーチ概論

~最新の潮流と今後の展望~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、製薬企業における薬物動態研究やトランスレーショナルリサーチの意義や具体的な研究内容、創薬・開発ステージでの活用イメージ等を、最新の研究事例も交えながら解説いたします。
また、薬物動態研究やトランスレーショナルリサーチに関する規制当局の考え方や、関連する先端技術の発展について解説いたします。

開催日

  • 2025年7月15日(火) 13時00分16時30分

修得知識

  • 医薬品開発における薬物動態研究、トランスレーショナルリサーチの全体像
  • 薬物動態研究、トランスレーショナルリサーチの研究領域の最近の話題、研究事例
  • 薬物動態学的視点を踏まえながらトランスレーショナルリサーチを効果的に推進していく上での留意点

プログラム

 近年、医薬品のモダリティが多様化する中で、医薬品開発の困難さが一層増してきています。そのような背景の下、十分な薬効を発揮しつつ安全で使いやすい医薬品を、如何に非臨床研究から生み出し、どのように臨床開発でその効果を実証していくかの観点で、薬物動態研究やトランスレーショナルリサーチが果たす役割の重要性・期待感は一層高まってきていると思われます。一方で、特にトランスレーショナルリサーチについてみた場合、その内容は多岐にわたっており、具体的に医薬品開発の何に役立つのか (must to haveなのか、nice to haveなのか) 、未だ漠然としたイメージしか掴めない研究者の方々も多いと思われます。
 本講座では、まず製薬企業における薬物動態研究やトランスレーショナルリサーチの意義や具体的な研究内容、創薬・開発ステージでの活用イメージ等を、最新の研究事例も交えながら概説します。また薬物動態研究やトランスレーショナルリサーチに関する規制当局の考え方や、関連する先端技術の発展にも言及しながら、本研究領域の将来展についても、ご参加の皆様と一緒に議論させていただければと思います。

  1. 医薬品開発における薬物動態研究
    1. 薬物動態学とは?
    2. 研究・開発のステージに応じた薬物動態研究の流れ (低分子の事例)
      • 創薬段階での薬物動態研究
      • 開発段階での薬物動態研究
      • 薬物間相互作用の定量的予測
  2. 医薬品開発におけるトランスレーショナルリサーチ
    1. トランレーショナルリサーチとは?
    2. トランスレーショナルリサーチとバイオマーカー
    3. トランスレーショナルリサーチを推し進める先端技術・アプローチ
      • 可視化技術
      • ヒト組織模倣技術
      • 数理解析技術
  3. 薬物動態研究、トランスレーショナルリサーチを巡る最新のトピック、今後の展望
    1. ニューモダリティの薬物動態研究
    2. 競争から共創へ… ネットワーク型創薬・開発の加速化
    3. 今後の展望と期待
    • 質疑応答

講師

  • 長坂 泰久
    アステラス製薬株式会社 早期臨床開発・トランスレーショナルサイエンス
    トランスレーショナルサイエンスアーキテクト

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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