技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品に関する感覚の数値化、官能評価の実際と機器測定のコツ

化粧品に関する感覚の数値化、官能評価の実際と機器測定のコツ

オンライン 開催

視聴期間は2025年6月25日〜7月11日を予定しております。
お申し込みは2025年7月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは、化粧品の官能評価、機器測定について取り上げ、感覚的な要素をいかに的確に伝え、数値として評価するかについて詳解いたします。

開催日

  • 2025年7月9日(水) 13時00分 2025年7月11日(金) 17時00分

受講対象者

  • 化粧品・化粧品の原料の技術者、研究者、開発者
  • 感覚の数値化に関心がある化粧品の企画販売に関わる方

修得知識

  • 官能評価の基本的な考え方とその活用方法
  • 化粧品の使用感を評価するための具体的な手法
  • 感覚的なデータを可視化し、機器測定で数値化するための実践的なアプローチ方法
  • 官能評価と機器測定との相関をとるための実験設計法

プログラム

 化粧品開発や販売において、「触れたときの心地よさ」「肌になじむ感覚」といった使用感は、製品の魅力を左右する重要な要素です。これら感覚的な要素をいかに的確に伝え、数値として評価するかは、企画・開発・マーケティングの各部門において共通の課題です。
 本講演では、人の感覚を基にした古典的な官能評価の手法について理解を深めるとともに、近年注目される機器測定との相関を探る実験手法も紹介します。感覚評価と科学的データの融合によって、より効率的かつ信頼性の高い製品開発のための手法を提示します。

  1. 官能評価の基礎とその重要性
    1. 官能評価とは何か
    2. 化粧品業界における官能評価の3つの役割
    3. 人の感覚を扱う際の留意点 (パネルの選定と教育)
  2. 化粧品の使用感を評価する具体的な手法
    1. 使用される代表的な評価法
      • SD法
      • 順位法
      • 対比較法など
    2. 評価スケールや質問票の作成ポイント
    3. 消費者調査との違いと融合の考え方
  3. 感覚的データを可視化し、機器測定で数値化するアプローチ
    1. 数値化の目的とデータ活用の実際
    2. 機器測定の目的と手法
    3. 実際に開発や研究を進めるうえでの注意点
  4. 官能評価と機器測定との相関をとる実験設計と具体例
    1. 洗顔料の泡評価
    2. 洗顔料の原料となる界面活性剤の泡評価
    3. クレンジングオイルの感覚の数値化
  5. 最後に
    • 機器による感触の数値化の留意点

講師

  • 小山 匡子
    株式会社スモールウィン
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月25日〜7月11日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/7 アジア化粧品規制 & ASEAN化粧品規制セミナー (2コースセット) オンライン
2025/5/7 中国・台湾・韓国の化粧品規制対応および各国行政申請のポイント オンライン
2025/5/12 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/5/14 ASEAN主要各国の化粧品申請および輸出のための実践ノウハウ オンライン
2025/5/15 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2025/5/15 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2025/5/23 感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2025/5/23 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2025/5/26 色と質感の感性手法評価 オンライン
2025/5/26 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2025/5/26 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2025/5/27 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/5/27 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2025/5/27 化粧品を海外輸出する際に抑えるべき各国規制と届け出に係る情報 オンライン
2025/5/28 化粧品のブランドを守るための知財戦略 オンライン
2025/5/28 日焼け止めの評価手法と製剤化技術 オンライン
2025/5/29 スキンケア化粧品における処方設計の基礎 東京都 会場・オンライン
2025/5/30 デザインの感性評価と商品開発 オンライン
2025/6/3 自動車シートの座りを「人間工学の眼」で観る オンライン
2025/6/4 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2021/2/26 高級感を表現する要素技術と評価法
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/7/30 製品音の快音技術
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック