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信頼性に役立つワイブル解析の方法とその使い方

信頼性に役立つワイブル解析の方法とその使い方

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概要

本セミナーでは、複雑な計算式や統計モデルを説明するのではなく、信頼性の基本や統計的手法が必要となる理由、また信頼性データの特徴を解説したうえで、ワイブル解析の手順を説明いたします。
また、その解析結果の見方や信頼性改善に繋げるための解釈のコツを紹介いたします。

開催日

  • 2025年5月19日(月) 10時00分16時30分

修得知識

  • 信頼性の特徴と改善のためのポイント
  • 統計的手法の基礎と実務的なサンプル数の求め方
  • ワイブル解析の基礎と意味
  • 信頼性試験への応用の仕方

プログラム

 信頼性が再び注目されています。新幹線の定時到着/出発、キャッシュレス決済の拡大の例など、信頼性は社会にとって欠かせません。作る側から見ると、信頼性とは将来にわたって故障がなく安心して使える性質です。信頼性は予測して手を打つだけでなく、実際の信頼性試験で確認することになります。
 本セミナーでは信頼性の持つ特徴を整理して、なぜ故障が起きるのか、なぜ故障は検査で防げないのかを説明した上で、信頼性データの解析に欠かせないワイブル解析を説明します。ワイブル解析は信頼性の代表的な分布で、故障が今後どれくらい発生するのか、バラツキや故障率が増加するのかを示します。
 また、ワイブル解析は故障データを解析して分布を明らかにするだけでなく、専門技術からの解釈を裏付けます。セミナーでは、解析の方法と結果の見方、また故障していないデータがある場合の解析方法についても、分かりやすく説明します。また、初めて学習する方にも、信頼性試験規模やサンプル数の決め方も紹介して、ワイブル解析を活かせることを狙っています。

  1. 信頼性とは
    1. 品質と信頼性
    2. なぜ信頼性が必要なのか (演習)
    3. 信頼性への誤解と検査では防げない理由
    4. 信頼性の特徴
  2. 信頼性の基礎とサンプル数
    1. 信頼性の基礎
    2. MTBFと寿命の違い (劣化の仕方と故障の起きやすさ)
    3. 信頼性試験の役割
    4. データの数の決め方と時間の壁 (演習)
  3. ワイブル解析
    1. 指数分布とワイブル分布
    2. ワイブル解析の見方
    3. 解析の手順 (演習)
    4. 結果の見方
  4. 累積ハザード法によるワイブル解析
    1. 不完全なデータとその解析
    2. 解析の注意点
    3. 関連データの必要性
    4. 実験、市場データの解析での注意点
  5. 解析のメリットと注意点
    1. 試験規模の決め方への応用
    2. ワイブル解析のメリット
    3. 実験データ、市場データを解析する場合の注意
    4. 犯しやすい間違い
  6. まとめ

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,000円 (税別) / 53,900円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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