技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、塗装劣化、塗膜下腐食のメカニズムに関する基礎、塗装・高分子材料の水蒸気の呼吸に関する基礎、塗装の加速劣化試験方法、塗装の劣化評価手法、塗装の寿命評価手法、塗装のトラブル事例と対策技術について、豊富な経験に基づき、事例を交えながら詳しく解説いたします。
公益社団法人腐食防食学会と一般社団法人日本防錆技術協会は、これまで3度 (1974年、1997年、2015年) にわたり腐食コスト調査を実施してきた。腐食コストには修理、メンテナンス、腐食対策等の費用が含まれているが、腐食対策費は6兆円を超えるといわれ、その半分以上が防食塗装となっている。塗装寿命を理解することは非常に重要である。
塗装は下地金属に塗料を重ね塗りして構成されている。その種類は様々であり、組み合わせにより複合材料 (マルチマテリアル) となっている。つまり塗装劣化を考える上では、塗装表面、下地金属と下塗り塗料の界面の両方に着目する必要がある。塗料の高分子材料としての劣化、接着力の低下、水蒸気の呼吸、塗膜下への水分到達による下地金属の腐食 (塗膜下腐食) 等により塗装の機能が低下し、やがて寿命に至り再塗装となる。このように材料と環境によって生じる塗装の腐食・劣化メカニズムは複雑である。
さらに、塗装寿命は下地金属の塗装前の処理の品質に大きく左右される。諸説あるが塗装寿命の支配因子の5〜7割程度は下地処理品質といわれている。想定よりも塗装寿命が短くなってしまう原因のひとつである。しかしながら塗装寿命に及ぼす下地処理の影響やその他の影響を定量的に評価した事例はわずかである。
そこで、本セミナーでは、材料と環境で決まる塗装の腐食・劣化の基礎を学んでいただく。塗装の劣化する環境を理解した上で、腐食・劣化の加速劣化試験法や定性的・定量的な評価技術を学ぶことで、塗装の寿命予測精度が向上すると考える。また、塗装のトラブル事例を分かりやすく紹介し、その対策に触れていただく。塗装のトラブルでお困りの方々は勿論、塗装による防食設計に関わる方々や品質管理、品質保証を担当する方々にも参考になるエピソード、技術を発見できるかと思います。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。
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