技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

国際共同治験におけるグローバル開発に求められるプロジェクトマネジメントと国内治験との相違

国際共同治験におけるグローバル開発に求められるプロジェクトマネジメントと国内治験との相違

~規制・文化・医療環境の相違対応 / スコープ管理・スケジュール管理 / リスクマネジメント / 多国籍チームのコミュニケーションの工夫 / 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法~
オンライン 開催

このセミナーは2025年3月に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、視聴方法のご案内メールの到着日より10営業日の間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年10月30日まで受け付けいたします。
(収録日:2025年3月27日 ※映像時間:約4時間30分)

概要

本セミナーでは、国際共同治験と国内治験の基本的な違いから、スコープ管理・スケジュール管理、各国の規制対応のギャップを埋める方法など、具体的な課題と対応策を成功事例と失敗事例をあわせて解説いたします。

申込期間

  • 2025年4月1日(火) 10時30分2025年10月30日(木) 16時30分

修得知識

  • 規制・文化・医療環境の相違対応
  • スコープ管理・スケジュール管理
  • リスクマネジメント
  • 多国籍チームのコミュニケーションの工夫
  • 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法

プログラム

 国際共同治験と国内治験の基本的な違い (規制要件・文化・言語・医療環境など) から、スコープ管理・スケジュール管理、各国の規制対応のギャップを埋める方法 (FDAの要求するエンドポイント vs PMDAの要求) など、具体的な課題と対応策を成功事例と失敗事例をあわせて解説いたします。
 国際共同治験と国内治験の違いを理解し、グローバル開発のプロジェクトマネジメントのポイントを学ぶセミナーです。実務に活かせる知識を得ることができますので、ぜひご聴講ください。

  1. 国際共同治験と国内治験の基本的な違い
    1. 定義と概要
      1. 国際共同治験 (Global Clinical Trial, GCT) とは?
        • 複数の国や地域で同時に実施される治験
        • 各国の規制当局の承認を得る必要がある
      2. 国内治験との違い
        • 治験の設計・実施・解析のスケールが異なる
        • 規制要件、文化的・言語的な違い、医療慣習の差異
    2. 規制要件の違い
      1. ICH – GCPと各国規制 (FDA, EMA, PMDAなど)
      2. 各国の規制当局の審査スピードや要求事項の違い
      3. 薬事承認プロセスの相違点
    3. 文化・言語・医療環境の違い
      1. 患者リクルートメントへの影響
      2. 治験実施医療機関の特性 (日本のCRC体制 vs 欧米の治験環境)
      3. 言語の壁と翻訳対応
  2. グローバル開発に求められるプロジェクトマネジメント
    1. プロジェクトマネジメントの基本原則
      1. スコープ管理 (治験計画の明確化)
      2. スケジュール管理 (各国の規制対応とタイムライン調整)
      3. リスクマネジメント (各国の規制変更、治験の遅延リスクなど)
    2. 具体的な課題と対応策
      1. 各国の規制対応のギャップを埋める方法
        • 例: FDAの要求するエンドポイント vs PMDAの要求
      2. 多国籍チームのコミュニケーションの工夫
        • 時差対応、文化の違いを考慮した会議運営
        • 英語でのドキュメント管理と翻訳の重要性
      3. データマネジメントと統計解析の課題
        • 各国の症例データを統一的に管理・解析する方法
        • 日本特有のデータ要件 (PMDAの要求)
    3. 成功事例と失敗事例の共有
      1. 適応症変更で承認取得
      2. 小児取得で特許期間延長
      3. 新規適応症取得が茨の道
  3. まとめと質疑応答
    1. 国際共同治験のポイントのおさらい
    2. 今後の展望 (規制の変化)
    3. 参加者からの質問への対応
    • 質疑応答

講師

  • 梶井 寛
    膳Laboつくば株式会社
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 申込み後、セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 3営業日後までに、メールをお送りいたします。
  • 視聴期間は、視聴方法のご案内メールの到着日より10営業日の間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/29 製薬用水設備の設計・バリデーション・適格性評価と管理 オンライン
2025/5/30 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/5/30 アンメットメディカルニーズ・インサイト情報の発掘法と活かし方 オンライン
2025/5/30 技術者・研究者のための効果的な時間管理術 オンライン
2025/5/30 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2025/5/30 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン
2025/5/30 技術者、研究者のための実践的なタイムマネジメント (時間管理) オンライン
2025/5/30 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/5/30 生成AI、AI開発におけるベンチャー企業との共同研究開発の進め方、留意点 オンライン
2025/5/30 GMP実務担当者が最低限知っておくべきポイント オンライン
2025/6/2 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン
2025/6/3 バイオ医薬品の製造ラインにおける洗浄バリデーション実施・残留限度値設定と実状・課題への対応 オンライン
2025/6/3 有害事象の評価について、とくに因果関係判断にかかる、個別症例の評価の考え方と集積検討の考え方 オンライン
2025/6/4 失敗事例から学ぶクオリティカルチャーの醸成とマネジメントの考え方 オンライン
2025/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/6/4 生成AI、AI開発におけるベンチャー企業との共同研究開発の進め方、留意点 オンライン
2025/6/4 グローバルファーマコビジランス監査の実践 オンライン
2025/6/5 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2025/6/5 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2025/6/6 医薬品製造方法に関する承認後変更管理 (PACMP) の進め方・活用法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書