技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
このセミナーは2023年11月7日に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、お申し込み日より10日間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年3月31日まで受け付けいたします。
(収録日:2023年11月7日)
本セミナーでは、セラミックスと金属の破壊の仕方の違い、破損したセラミックスの原因の見つけ方、強度試験方法・強度の取扱い方について、実験データに基づくExcel演習を踏まえ、具体的に分かりやすく解説いたします。
構造物や製品において、その部品の破損はシステムの故障や重大な事故を引き起こす可能性があります。したがって、長期信頼性を確保した構造物や製品を強度設計製作するためには、使用する材料の強度試験を行い、強度特性を理解することは必須です。
金属は、強く、よく伸びる性質を有します。そのため、いきなり壊れることはなく、必ずその変形や損傷の徴候がみられます。事例として、2017年12月11日、東海道・山陽新幹線のぞみ34号のN700系車両で発生した重大インシデントである台車に発生した大きな亀裂が記憶に新しいと思われます。これは、金属が伸びる性質を有するために異常を検知して停止することで脱線など大きな事故に至たらなかったと言い換えることができます。一方でセラミックスは金属材料と比較して耐熱性、高比強度、耐摩耗性など優れた特性を有しています。
しかしながら最大の欠点は、非常に脆く、金属のように伸びないためにその変形や損傷の徴候が見られず、突然、脆性破壊します。セラミックスを構造用材料として応用を始めたころは、金属材料を中心に発達してきた強度設計手法が適用されてきました。しかしながら、そのまま応用することが難しいことが認識されてきました。すなわち、脆く、伸びないセラミックスならではの強度の考え方・取扱い方があります。そこで本講座では金属材料と比較して、➀破壊メカニズムや破損の仕方の違いを説明し、2破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎を学びます。次に、3強度試験方法および強度データの取扱い方を説明するとともに、強度の解析方法について、実際の実験データとExcelを使って実践的に学べるように構成しました。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/11/15 | マテリアルズ・インフォマティクス入門 | オンライン | |
2024/11/15 | 新製品の「生産立ち上げ」における準備とその進め方 | オンライン | |
2024/11/16 | CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 | オンライン | |
2024/11/18 | 品質管理の基礎 (4日間) | オンライン | |
2024/11/18 | 品質管理の基礎 (4) | オンライン | |
2024/11/19 | 分離工学の基礎、各種技術 (蒸留・抽出・吸着・膜分離) とシミュレーションによる簡単解析 | オンライン | |
2024/11/19 | はじめての品質対応 / なんとか改善したい品質対応 5つのポイント | オンライン | |
2024/11/20 | Excelを使用した統計学の初級・中級コース 2日間講座 | オンライン | |
2024/11/20 | ビジネスパーソンに必要な統計学入門講座 | オンライン | |
2024/11/20 | ISO9001:2015から化粧品GMP、ISO22716への適応、および原料に関するEFfCI GMP、一次容器に関するISO15378の要求の理解 | オンライン | |
2024/11/20 | 車載電装部品の絶縁信頼性評価試験、部分放電のAC/インパルス計測 | 会場 | |
2024/11/21 | FMEA・DRBFMの基礎と効率的で効果的な活用法とポイント | 東京都 | 会場・オンライン |
2024/11/21 | ディープニューラルネットワークモデルとMTシステムの基礎・学習データ最小化・ エンジニアリング応用入門 | オンライン | |
2024/11/22 | 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 | オンライン | |
2024/11/22 | 実践ねじ締結設計 | オンライン | |
2024/11/25 | FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 | オンライン | |
2024/11/25 | 信頼性・安全を確保するための加速試験の進め方とワイブル解析 | オンライン | |
2024/11/25 | 統計手法の基礎 | オンライン | |
2024/11/25 | コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 | オンライン | |
2024/11/26 | QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/2/29 | セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発 |
2023/6/30 | 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測 |
2022/2/28 | 撹拌装置の設計とスケールアップ |
2022/1/12 | 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック |
2021/10/18 | 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠 |
2021/1/29 | 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策 |
2020/11/6 | QC工程表・作業手順書の作り方 |
2019/8/30 | ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策 |
2015/10/22 | FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法 |
2015/8/25 | 金属材料の破断面解析技術の基礎と解析事例 |
2014/11/5 | 金属・ガラス・セラミックス・プラスチックの破面観察・破損解析手法とその事例 |
2013/8/1 | ガラスの破壊メカニズムと高強度化 |
2013/6/3 | プラスチックのタフニングと強度設計 |
2013/2/1 | 患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方 |
2013/1/31 | ヒューマンエラー対策 事例集 |
2011/6/20 | 高分子材料のフラクトグラフィ |
2011/1/1 | セラミックス機能化ハンドブック |
2006/3/10 | 信頼性抜取り試験・加速試験とデータ解析 |
1998/6/15 | 電子機器・部品の複合加速試験と信頼性評価技術 |
1997/11/1 | 回路部品の故障モードと加速試験 |