技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新製品開発に役立つ信頼性設計・評価と加速試験の進め方

新製品開発に役立つ信頼性設計・評価と加速試験の進め方

~故障解析等のノウハウを活かす加速試験の効率的な運用と技術課題の早期改善~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、信頼性・安全の基本と加速試験の考え方を基本的なモデルとデータ解析方法を交えて分かり易く解説いたします。

開催日

  • 2023年11月28日(火) 10時30分 17時00分

受講対象者

  • メーカーの設計技術者、信頼性技術者
  • 開発管理者、開発管理マネージャー
  • 品質保証の担当者、管理者

修得知識

  • 製品開発における信頼性設計の重要性
  • 機能設計と信頼性設計の違い
  • 信頼性試験や加速試験の意味と狙い
  • 加速試験の実施上のポイント

プログラム

 日本の製品やサービスの信頼性の高さは、ハードウェア、ソフトウェアを問わず世界的な評価を受けています。信頼性の高さは、日本では当たり前と思われていましたが、近年は使い方が多様化し、信頼性をより向上させることが求められています。
 信頼性の技法は沢山ありますが、その中で加速試験は、通常よりも厳しい条件で行う試験で、その目的は短期間に信頼性を確認するものです。その条件や方法は様々ですが、新製品開発で大事なことは、信頼性を早く知るだけではなく、加速試験からの情報から、故障解析などの自社他社のノウハウを活用し、技術課題を早期に改善することです。
 信頼性は設計で決まるため予測が大切であるとともに、実際に動かしてみて分かることも沢山あります。この講座では実務者・管理者を対象に、新製品開発における信頼性と加速試験の考え方について解説し、実際の進め方や注意すべきポイントについて紹介します。

  1. 信頼性の基礎
    1. 企業競争力の要因としての信頼性
    2. 製品開発と信頼性の特徴
    3. 機能の設計と信頼性の設計
    4. 信頼性の基礎概念
  2. 信頼性をどうつくるか
    1. 信頼性設計の手法と試験の役割
    2. 技術的な手法と統計的方法
    3. 信頼性改善のためのサンプル数の決め方 [演習付き]
    4. 最小の試験規模の決め方と注意
    5. 寿命データの解析 (ワイブル解析)
    6. ワイブル解析の結果の見方 [演習付き]
  3. 加速試験の準備と実施
    1. 定型試験と非定型試験
    2. 加速が成立する条件と注意点
    3. 定量的な加速試験と定性的な加速試験
    4. 加速試験のメリットと限界、運営上の注意点
  4. 加速試験の進め方の実際と注意点
    1. 2つの加速試験と実施時期
    2. 定量的な加速と信頼性モデルの活用
    3. 故障物理モデルとその活用 (アレニウスモデル、SSモデル他) [演習付き]
    4. 機器と部品の加速試験の役割・特徴と実際
    5. 定性的な加速のメリットとディメリット
  5. 加速試験の開発への活用
    1. 試験結果の見方〈加速試験の限界〉
    2. 設計段階の加速試験の注意と市場情報の活用
    3. 加速試験のポイントとマネジメントの要点
    4. 加速試験を用いた判断と注意 [演習付き]
    5. 新製品開発にむけて (まとめ)
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,700円 (税別) / 38,170円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,700円(税別) / 38,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 信頼性・安全を確保するための加速試験の進め方とワイブル解析 オンライン
2024/11/25 FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/27 なぜなぜ分析の実践 東京都 会場・オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/28 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/11/29 検査員の意識改革と検査業務改善の進め方 東京都 オンライン
2024/11/29 公差設計入門 オンライン
2024/12/4 FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 オンライン
2024/12/4 はんだ実装技術と周辺技術のおさえどころと主要な故障・対策 東京都 会場・オンライン
2024/12/4 ISO9001:2015から化粧品GMP、ISO22716への適応、および原料に関するEFfCI GMP、一次容器に関するISO15378の要求の理解 オンライン
2024/12/5 故障を引き起こす物理化学的故障メカニズム30 オンライン
2024/12/5 ヒューマンエラーから脱却するための「人間重視のヒューマンエラー防止法」 東京都 会場・オンライン
2024/12/5 信頼性試験と故障解析の理論と実践 オンライン
2024/12/5 不良ゼロへのアプローチ: 発生メカニズムと具体的な対策 オンライン
2024/12/5 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/6 知って得する統計的寿命予測法のあれこれ オンライン
2024/12/6 実践疲労強度設計 オンライン
2024/12/9 品質機能展開 (QFD) ・FMEA・DRBFMの効果的な進め方と実践検討 オンライン