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高分子材料の劣化メカニズムと材料評価・分析技術

高分子材料の劣化メカニズムと材料評価・分析技術

~樹脂、フィラー、添加剤の配合設計 / フィラーの表面処理と分散技術~
オンライン 開催

概要

高分子材料 (プラスチック、ゴム) は、他の材料と比べて劣化しやすいため、多くのトラブルを発生させている可能性が高いと考えられます。
本セミナーでは、材料ユーザーとして製品を開発する際に、高分子材料を適切に選定するスキルを身に着けられることを目標としております。

開催日

  • 2023年10月30日(月) 10時30分16時30分

修得知識

  • 高分子材料の基礎知識
  • 高分子材料の劣化・破壊に関する知識
  • 高分子材料の添加剤に関する知識
  • 高分子材料の劣化・破壊を抑制するための材料選定スキル

プログラム

 高分子材料 (プラスチック、ゴム) は、他の材料と比べて、軽い、加工しやすい、価格が安い等といった様々な利点がある反面、劣化しやすいという最大の欠点を持っています。
 工業製品のトラブルは、材料起因のケースが多く、特に、高分子材料は、他の材料と比べて劣化しやすいため、多くのトラブルを発生させている可能性が高いと考えられます。
 本セミナーを受講していただくことで、材料ユーザーとして製品を開発する際に、高分子材料を適切に選定するスキルを身に着けられるようにしたいと思っています。

  1. 高分子材料の基礎
    1. 高分子材料の特徴
    2. 高分子材料の種類
    3. 高分子材料の分子構造と分析方法
    4. 高分子材料の物性と試験方法
    5. 高分子材料の分子構造と物性の関係
    6. 高分子材料の劣化を抑制するための添加剤の種類とその役割
  2. 高分子材料の劣化原因 (事例を交えて紹介)
    1. 熱による劣化
    2. 酸素による劣化
    3. 光による劣化
    4. 水分による劣化
    5. 化学物質 (有機溶剤等) による劣化
    6. 繰り返し応力による劣化
    7. 複合劣化
    8. その他
  3. 高分子材料の破壊原因 (事例を交えて紹介)
    1. 脆性破壊
    2. 延性破壊
    3. 疲労破壊
    4. その他
  4. 高分子材料の劣化・破壊対策 (ユーザーの立場で)
    1. 使用時の劣化・破壊を抑制するための材料の選定
    2. 熱可塑性樹脂の成型加工時の劣化・破壊対策
    3. 熱硬化性樹脂の硬化時の劣化・破壊対策
  5. まとめ
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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