技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

これからの時代に必要なものづくり現場のリスキリング

生産性向上・品質向上・原価低減・リードタイム短縮に

これからの時代に必要なものづくり現場のリスキリング

~「モラルアップ」×「アナログ改善」×「デジタル改善」 で賃金アップへ~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

概要

本セミナーは、現場改善のプロに、業務のプロ、そしてデジタル人材とものづくりの現場でこれからの時代に必要な人材、そして、自分の給料を自分で上げられる人材を育成するための礎となるセミナーです。
安全、2S、設備改善、作業改善、不良改善から、グローバルSCMの構築、デジタル改善、モラルアップまでをすべて網羅する、実践でも効果証明されている25のツールの概略をご紹介いたします。

開催日

  • 2023年10月26日(木) 10時30分 17時00分

受講対象者

  • 工場長、製造部門のマネージャー、リーダー、スタッフ
  • 品質保証部門、生産技術部門の責任者、マネージャー、スタッフ

修得知識

  • 時代の流れ、リスキリングの必要性
  • 現場改善ツール
  • ITツール
  • これからの時代に求められる人材

プログラム

 今年一番の話題は、「賃金アップ」です。その理由は、近年の「物価高」と「ここ30年間、日本の賃金が上がっていない」という事実にあります。そして、「賃金アップ」の条件として「生産性の向上」が挙げられています。つまり、今年の賃金アップは、「生産性向上→賃金アップ」という構図で成り立っており、これは生産性を向上できない場合、賃金アップは一過性に終わる可能性があるということを意味します。では、日本の労働生産性はどうなっているのでしょうか?日本の生産性は、1970年以降主要7か国で最下位であり、2020年段階でアメリカの6割という悲惨なレベルです。そして、その主因として挙げられるのが「日本人のやる気 (エンゲージメント) 」ですが、そのやる気もこの10年間先進国でほぼ最下位であり、2022年のギャラップ社の調査によると、世界129カ国中128位とほぼ最下位でした。つまり、今年話題の「賃金アップ」は、日本に限り「モラルアップ→生産性向上→賃金アップ」という構図になってくる訳です。この「モラルアップ→生産性向上→賃金アップ」を実現する具体的な手段が、「リスキリング (学び直し) 」です。しかし、この「リスキリング (学び直し) 」の語感から2つの勘違いを生んでいます。一つは、今はやりのDXを受けて、デジタル教育をするという解釈。もう一つは、従来の手法 (たとえば、IE,QCなど) を学び直すという解釈です。デジタル教育をするというのは、半分合っています。しかし、これは頭脳労働をする人たちへのアプローチであり、ものづくり現場では、設備というハードウエアがあり、作業者という人がおり、最終のアウトプットでは不良が出ます。頭脳労働だけでなく、これらを改善しないと、「生産性向上」は図れません。したがって、これらを改善する「アナログ改善」が必要となってきます。ということで、従来の手法を学び直そう、という次の勘違いを生みます。しかし、従来の手法は生まれてから相当の年数が過ぎており、当然、その時代に合った手法であり、経年劣化は否めません。それに加え、デジタル対応はしておらず、効果と効率の面においてこれからの時代で使える手法ではありません。 (一部の考え方は使えますが。。。)
 本セミナーの講師は従来の手法 (TPM、QC、IE) のコンサルティングを経て、その効果と効率性に疑問を持ち、生産性向上、品質向上、原価低減、リードタイムの短縮という目的別の手法を創り出しました。本セミナーでは、その手法を体系化し、リスキリングツールとして紹介します。

全体としては、

  • やる気を出させ維持する:モラルアップ
  • 現場改善のプロを育てる:現場改善
  • 業務のプロを育てる:業務改善
  • デジタル人材を育てる:デジタル改善
    の4つで構成されます。
    目的は、
  • 生産性向上→コストダウン
  • 品質向上→コストダウン
  • クレームゼロ
  • リードタイムの短縮
    の4つになります。
     具体的には25のツールを提供し、上記4つの目的を果たし、その結果、これからの時代に生きる人材を育てていきます。本ツールの効果は、47社 (工場は100以上) の実績で証明済です。本セミナーを受け、ツールで改善を実践し、生産性を向上させ、その結果、原価を低減させ、自分の給料を自分で上げられる人材を育成して下さい。

  1. リスキリングの必要性:やる気を出させる
    1. 今の時代:リスキリングの必要性、全体のフレームワーク
      【現場改善のプロを育成する】
  2. まずは安全
    1. 災害ゼロへのアプローチ
  3. 生産性を向上させ、原価を低減する
    1. ロスの見方、考え方
      • 設備を極限稼働させる:生産性向上→コストダウン
    2. 原則整備へのアプローチ
    3. 故障ゼロへのアプローチ
    4. 段取り改善へのアプローチ
      • 作業の生産性を上げる→コストダウン
    5. 実践2Sへのアプローチ
    6. 標準整備へのアプローチ
    7. ビデオ標準作成へのアプローチ
  4. 品質を上げ、原価を低減する
    1. 不良ゼロの9原則
    2. 異物ゼロへのアプローチ
    3. ポカミスゼロへのアプローチ
    4. キズゼロへのアプローチ
      【スタッフ業務のプロを育成する】
  5. クレームをゼロにする:顧客第一主義への回帰
    1. クレームゼロへのアプローチ
    2. 検査作業改善へのアプローチ
    3. 設計ミスゼロへのアプローチ
    4. 購買へのアプローチ
    5. 海外工場の品質マネジメント
  6. リードタイムを短縮する
    1. ものづくりSCM
  7. 業務の生産性を上げ、原価を低減する。デジタル化への準備をする
    1. 業務改善へのアプローチ
      【デジタル人材を育成する】
  8. ものづくり現場のデジタル化を推進する
    1. ものづくりDX
    2. 要件定義書作成へのアプローチ
    3. 言語教育
    4. ITマネジメント
  9. やる気を出させる
    1. モラルアップへのアプローチ
    • 質疑応答

講師

  • 中崎 勝
    株式会社 ロンド・アプリウェアサービス
    代表取締役社長
  • 大谷 みさお
    株式会社 ロンド・アプリウェアサービス
    コンサルタント

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

免責事項

本セミナーでは、ものづくり全体をカバーするリスキリングについて、全体像、コンセプト、ツールを紹介します。ツールは25紹介しますが、各ツールの詳細な説明は時間の制約上できません。
各ツールの詳細については、会場にてそれぞれのツールのテキストを展示いたしますのでご参照ください。

会場受講の複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

オンライン受講割引

  • オンライン受講の場合、1名様 34,700円(税別) / 38,170円(税込) で受講いただだけます。
  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,700円(税別) / 38,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 申込みフォームの受講方法から「オンライン」をご選択ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

会場受講 / Zoomを使ったライブ配信対応セミナー

会場受講 または オンラインセミナーのいずれかをご選択いただけます。
お申し込みの際、受講方法の欄にて、会場受講またはオンライン受講をご指定ください。

オンラインセミナーをご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。

  • ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/7 へルスケアデータとAI活用によるヘルステック企業の挑戦と展望 東京都 会場・オンライン
2024/10/8 周辺視目視検査法による外観検査の上手な進め方 東京都 会場・オンライン
2024/10/9 生成AIを活用した近未来の知財戦略 オンライン
2024/10/11 粉体トラブル入門 オンライン
2024/10/11 ChatGPTによる実験計画法 オンライン
2024/10/11 GPTsを用いて過去トラ・ノウハウを開発に活かす方法 オンライン
2024/10/17 実務に役立つQFD (Quality Function Deployment:品質機能展開) の基礎と活用に向けた具体的ポイント オンライン
2024/10/18 ゴムの破損劣化要因・対策とゴムの接着トラブル対策および劣化速度と寿命予測の実際 東京都 会場
2024/10/18 ChatGPTによる実験計画法を効率良く作成・遂行する方法 オンライン
2024/10/18 新しい時代を切り開く技術の発想と実現 オンライン
2024/10/18 暗黙知の形式知化の課題と実態 オンライン
2024/10/18 こうして社員は、やる気を取り戻す オンライン
2024/10/21 研究・開発業務における生成AIのプロンプトエンジニアリングと具体的活用事例 オンライン
2024/10/21 R&D部門での生成AI導入と特許評価、情報収集、戦略策定への活用 オンライン
2024/10/22 生成AI利用時の留意点および社内ガイドライン作成のポイント オンライン
2024/10/23 電気機構部品・電子部品の主要故障モード100とその故障発生機構・対策 東京都 会場・オンライン
2024/10/23 ChatGPTによる実験計画法 オンライン
2024/10/24 業務ですぐ活用できる品質工学 (タグチメソッド) 入門講座 オンライン
2024/10/24 研究開発DXを導入・推進するためのデータプラットフォームの構築と運用ポイント オンライン
2024/10/24 研究開発部門における実験データの収集・管理と蓄積データの活用法 オンライン