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信頼性の基礎と加速試験の進め方

信頼性の基礎と加速試験の進め方

~加速試験の特徴と2つのアプローチ~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、設計者、品質技術者を対象に、新製品開発のために加速試験に必要な知識を習得し、実施のコツを得るためのポイントを紹介いたします。

開催日

  • 2023年4月24日(月) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 加速試験の基本
  • 加速試験の活用方法
  • 寿命データの解析方法
  • 寿命データのサンプル数

プログラム

 新製品開発において、信頼性を正しく評価して改善につなげるために信頼性試験が計画されます。加速試験は、試験期間を短縮して早く改善が必要な情報を得るための信頼性試験技法です。加速試験を効果的に活用するには、その狙いに合った試験条件を設定し、ワイブル解析などで故障メカニズムを検証し、適切な時期に加速試験を行う必要があります。
 本セミナーでは、設計者、品質技術者を対象に、新製品開発のために加速試験に必要な知識を習得し、実施のコツを得るためのポイントを紹介します。受講後、「信頼性と品質保証の関係がわかる」、「試験規模の決め方やワイブル解析のやり方がわかる」、「加速試験の活用方法がわかる」、「製品開発における推進上の役割がわかる」を目指します。

  1. 信頼性とは
    1. 信頼性の基礎概念
    2. 製品品質と信頼性
    3. 信頼性は設計で決まるわけ
  2. 信頼性の設計と検証
    1. 信頼性設計の特徴と試験の役割
    2. 時間がかがる信頼性の設計と検証
    3. 定型の試験と非定型の試験が必要な理由
    4. 計数一回抜き取り試験 (最小の試験規模) 演習
  3. 加速試験の方法と成立するための条件
    1. 加速試験の目的
    2. 加速試験で得られる情報
    3. 加速試験の方法と種類
    4. 加速が成立する条件、試験方法と故障メカニズムへの注目
    5. 信頼性データの解析 (ワイブル解析)
  4. 加速の計画と実施、HALT
    1. 何を目的とした加速試験を行うのか
    2. 2つの加速試験
    3. 加速のモデル (数理的なモデルと故障物理モデル)
    4. 故障物理モデルと代表的なモデル
      • アレニウスモデル
      • ストレス強度モデル
      • 累積損傷モデル etc.
        • 演習
    5. HALTと定性的な加速試験
    6. HALTの活用とタイミング
    7. 加速の条件と試験で犯しやすい間違い
    8. 加速試験の留意点
      • アイテムの定義
      • 目的
      • 改善手段
      • メカニズムを絞る
      • 結果から言えること
  5. 加速試験の進め方の実際とコツ
    1. 機器の加速試験
    2. 部品・材料の加速試験
    3. 加速試験の準備と支援情報の重要性
    4. 加速試験結果の実施上のポイント・勘どころ … 演習
    5. 加速条件の決定 … 演習
  6. 新製品開発と加速試験の役割
    1. 加速試験の限界や注意点
    2. 新製品開発と加速試験で分かること
    3. 加速試験のメリット・限界とマネジメントの重要性
    4. まとめ

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

持参物

演習で利用しますので、関数電卓をお持ちください。
(指数関数、対数変換ができるもの、スマートフォンにその機能があればOKです)

ライブ配信セミナーについて

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