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感染症市場における患者数予測と薬価戦略の考え方

感染症市場における患者数予測と薬価戦略の考え方

~感染症に関連する患者数予測、事業性評価の理解の手助け~
オンライン 開催

開催日

  • 2022年11月10日(木) 10時30分 16時00分

プログラム

第1部 感染症流行モデル (SIRモデルとその発展モデル) を用いた感染者数予測

(2022年11月10日 10:30〜12:00)

 感染症の流行過程を扱う数理モデルの1つにSIRモデルがある。SIRモデルでは、集団中の各個体は感受性者 (Susceptible) 、感染者 (Infectious) 、回復者 (Recovered) のいずれかに属すると仮定し、その時間変化を非線形常微分方程式で記述する。本セミナーでは、SIRモデルについて解説し、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の流行過程を理解するための発展モデルを紹介する。

  1. SIRモデル
    • 基本再生産数 (R0)
    • 流行の終息条件
    • パラメタの推定
    • SIRモデルを用いた計算例
  2. SARS-CoV-2と新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)
    • SARS-CoV-2の特徴
    • 変異株の出現
    • COVID-19の特徴
  3. COVID-19を扱う発展モデル
    • 潜伏期間 (SEIRモデル)
    • 無症候キャリア (A-SIRモデル)
    • 免疫消失 (SIRSモデル)
    • 季節性
    • ワクチン接種
    • 変異株
  4. COVID-19の感染者数予測は可能か?
    • 質疑応答

第2部 感染症市場における売上予測と薬価戦略

(2022年11月10日 13:00〜16:00)

 感染症は他の疾患と異なる疫学的特徴を有する。本講演では、感染症に関連する疫学指標や調査、患者数予測を既存の疫学・レセプトデータおよびNDBオープンデータなど様々な情報を活用した患者数予測を紹介する。臨床開発の計画やマーケットアクセス戦略にも言及し薬価戦略を解説する。

  1. 感染症の特徴と患者数将来予測の重要性
  2. 感染症の調査と疫学指標
    1. 感染症の疫学調査
    2. 感染症の疫学指標
  3. 調査報告、文献や人口動態を用いた有病率・患者数の推計方法
    1. 文献による患者数予測
    2. 有病率・患者数推計
    3. 人口動態を用いた将来予測方法
  4. データベースを用いた患者数予測
    1. 日本で使用可能なデータの種類と特徴
    2. NDBオープンデータによる患者数と売り上げ推計
    3. 売上予測における患者数推計の留意点
  5. 薬価制度と薬価戦略
    1. 医薬品承認から薬価収載まで
    2. 薬価算定の方法
    3. 医薬品と医療技術評価
    4. 感染症における医薬品開発と薬価戦略
    5. 事業性評価
    • 質疑応答

講師

  • 大橋 順
    東京大学 大学院 理学系研究科 生物科学専攻
    教授
  • 大西 佳恵
    クリエイティブ・スーティカル 株式会社
    日本代表

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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本セミナーは終了いたしました。

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