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国内外の包装技術開発の最近事例とパッケージトレンド

国内外の包装技術開発の最近事例とパッケージトレンド

~要求される機能、再生再利用の現状、先端技術利用事例など国内外の動きを交えて解説 / Covid-19 Pandemicによって変わってきた包装の「機能面」「材料面」「供給面」に求められる視点とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、医薬品包装の世界のトレンドをふまえ、今後望まれる包装設計のあり方や具体的な応用法までを解説いたします。

開催日

  • 2022年5月17日(火) 12時30分16時30分

受講対象者

  • 包装に関連する技術者・研究者、品質担当者
    • 医薬品
    • 食品・飲料
    • 化粧品
    • 日用品 等

修得知識

  • 国内外の包装商品の市場動向
  • 包装設計における検討項目

プログラム

 Covid-19 Pandemicの中でも包装は、人々に安心と安全な製品を届ける役目を持っていると再認識され国内外で伸びている。包装の機能面では、消費者がスマホ利用でネットショッピングする傾向になり、connected package、鮮度保持包装、ロングライフ化の傾向となっている。包装材料面では、環境対応として再生再利用性、再生材料 (circular polymers, circular resins) の要求が増大している。包材供給面では、小ロット~中ロット対応、短納期が求められている。先端技術利用分野では、AI, IoT、ロボット、リモートコントロールなどの利用が進んでいる。要求される新しい機能、再生再利用の国内外の現状、小ロット~中ロット対応のデジタル印刷及び新しいラミネート工程、先端技術利用事例など国内外の動きを説明する。

  1. 国内外の包装の大きな動き
    • EUの動きは日本及びアジアの包装にも大きな影響を与える
      1. EUの動き
      2. 再生材料30%利用と英国の規制実施
      3. パルプ及び紙の利用及び容器への展開の課題
  2. プラスチックの再生再利用の課題
    • 熱心な世界の樹脂メーカー及び顧客の実証実験及び採用の動き
      1. ケミカルリサイクル
      2. 熱分解タイプ
      3. ガス化タイプ
      4. 超臨界タイプ
      5. その他の技術
      6. マスバランス方式の利用
  3. 使用済み包材の回収及び選別の課題
    • プラスチック及び紙素材のラミネート品への対応をどのようにするか
      1. 国内外の回収システムの事例
      2. 生産者拡大責任 (EPR)
      3. 回収及び処理の想定
      4. 生分解性樹脂及びコンポスタブル樹脂への対応
  4. 再生材料利用の事例
    1. 海外事例
    2. 国内事例
  5. 求められる包装の機能の変化
    1. Smart Package/Connected Package
    2. センサー機能と鮮度保持
    3. 包装製品の市場追跡性及び偽造防止
  6. ドイツ包装展 Fach Pack2021の注目技術
    • サーキュラーエコノミー、デジタル化、eコマースなどのテーマが新たに加わっている。注目の技術を紹介する。
  7. AlOx GEN IIテクノロジー (BOBST他参加) とは
    • OPPや延伸HDPEフィルムへの蒸着技術による水蒸気及び酸素バリア性の向上事例
  8. 包装材料の供給体制
    • デジタル印刷及び新しいラメネート加工技術の説明と海外の小ロット印刷の展開事例
  9. 先端技術の利用状況 (事例紹介)
    • AI
    • IoT
    • ロボット
    • リモートコントロールなど
  10. 今後の方向性
    • 今後の包装に必要な課題について考察する。

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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