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医薬品デジタルマーケティングの導入・推進と効果的活用法

医薬品デジタルマーケティングの導入・推進と効果的活用法

オンライン 開催

開催日

  • 2022年2月8日(火) 10時30分 16時00分

プログラム

第1部. 一般向け疾患啓発のコンプライアンス対応/社内調整迅速化のコツ

(2022年2月8日 10:30〜11:30)

 製薬企業にも、一般向け疾患啓発、デジタル化の必要性が求められる時代になった。一方、広告規制も厳しく、各種ステークホルダーの確認、理解を得ながらコンテンツを迅速に出すことが難しいこともある。過去疾患啓発キャンペーンの責任者で、現在販売情報提供活動監督部門で、資材レビュー、モニタリング等の責任者として、実施側、レビュー側の両側面から実施の迅速化、リスク管理のコツを伝えたい。

  • 一般向け疾患啓発活動における規制、限界
  • 疾患啓発の必要性とコンプライアンス判断
  • 広告代理店からの提案
  • 公正競争規約の考慮
  • 社内外ステークホルダーへの対応
  • 頻繁のコンテンツ更新を乗切るために
  • 質疑応答

第2部. ペイシェントジャーニーに添った疾患啓発 (DTC) におけるデジタルマーケティング活用方法

(2022年2月8日 12:30〜13:30)

 本講演は、患者さんに適切な情報提供をインターネット上で届ける「疾患啓発のデジタルマーケティング」に焦点をおいた内容です。

  • 患者さんに適切な情報提供をしたい
  • 疾患啓発を通じて、医療従事者とともに疾患認知度を上げたい
  • 患者さんと、疾患を相談できる医療施設とをつなぎたい
  • かかりつけ医と専門医をつなげたい
  • 希少疾患の疾患啓発をしたい
  • 上記の目的をデジタルマーケティングを活用して実施したい

このような思いや悩みに対して、疾患啓発全体の設計方法を示し、具体的な事例を紹介しながら解説していきます 。

  • デジタル時代のペイシェントジャーニー
    • 患者さんの3つの行動プロセス
    • 健康・医療情報収集の一番多い手法
    • インターネットの利用動向
    • 情報端末の利用動向
    • 病院情報の探し方
  • デジタル時代 のペイシェントジャーニーに添った疾患啓発 (DTC) におけるデジタルマーケティングの考え方
    • ペイシェントジャーニーに添った疾患啓発 (DTC) の全体像
    • ペイシェントジャーニーに添った疾患啓発 (DTC) におけるデジタルマーケティングの設計概要
  • ペイシェントジャーニーに添った疾患啓発 (DTC) におけるデジタルマーケティングの活用方法と事例
    • SEO
    • デジタル広告
    • 疾患啓発疾患啓発Webサイト設計
    • 病院検索サービス活用方法
  • まとめQ&A

第3部. デジタルマーケティング導入・活用時におけるプロジェクト推進・社内調整のポイント

(2022年2月8日 13:45〜14:45)

 製薬業界におけるDXが、COVID19禍において急速に進んでおり、従来の本社主導のみならず、現場主導と、主幹部門にも大きな変化見られております。一方で、デジタルマーケティングを導入するとなると、各部門・各担当者の興味範囲やデジタルリテラシーには大きなバラつきがある事による弊害が大きく存在します。
 特に営業部門においては、自身の役割が取って代わられるという危機感や、従来の営業スタイルからの変革が難しいという事から、デジタルの実用性は理解するが、納得して実行まで至っている方は、特に、経営中間層にかかなり少ない可能性を感じております。私自身も施策を始めた当初はうまく馴染まなかった」が、「デジタルマーケティングと営業部門の融合する時代は必ず来る」と信じてやり続けた結果、大きな変化と結果を得られるところまできている。
 本講義では特に、社内調整とプロジェクト推進に関してご紹介いたします。

  1. デジタルマーケティングの目的とゴール設定
  2. デジタルを活用したオムニチャネルアプローチでコロナ禍の情報提供活動
  3. 製薬業界におけるオウンドメディア会員制化の実態
  4. プロジェクト体制の構築と運営のポイント
  5. 製薬業界におけるデジタルマーケティングの役割分担とできる領域
    • 質疑応答

第4部. 患者中心のデジタルイノベーションの現在地と未来

(2022年2月8日 15:00〜16:00)

 製薬企業における患者施策の重要性の背景とデジタルイノベーションの成功要件や今後の展望について論ずる。

  • 製薬企業における患者向け施策の意味合い
  • ヘルスケア業界におけるデジタルイノベーションの取り組み事例
  • 製薬企業におけるイノベーション推進の成功要件
  • イノベーションの実現に向けた必要要件
  • 質疑応答

講師

  • 阿曽 利行
    MSD株式会社 内部統制部 ビジネスサポートチャプター
    ディレクター
  • 城間 波留人
    株式会社メディウィル
    代表取締役
  • 吉田 栄一
    フェリング・ファーマ株式会社 コマーシャルエクセレンス部
  • 内海 雄介
    ノバルティスファーマ株式会社 デジタルイノベーショングループ
    グループマネージャー

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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